Scribble at 2022-03-23 17:00:30 Last modified: 2022-03-23 17:06:12

今日は午前中に有休をとっていた。ふだんは梅田方面に Osaka Metro や京阪で行くのを、JR で大阪駅まで乗ってきて、所用が始まるまで30分ほど時間があったので、ATM からお金を引き出すついでにヨドバシカメラに立ち寄った。実は大阪駅の北ヤード(しょーもない連中が「うめきた」などと呼んでいる地区)で僕が記憶している ATM といえば、ヨドバシカメラの東、地下1階にある施設しか知らないからだ。でも、実際に来てみると、そもそも ATM を置いていた銀行の支店そのものがなくなっていたため、暫くウロウロしてやっと独立した ATM があるのを見つけた。驚くべきことだが、いまや梅田や堂島あたりに大手都市銀行の支店は殆どないし、コンビニエンス・ストアの端末でいいからなのか、専用の ATM コーナーも数えるほどしかない。

もう時間が20分ほどしかないため、あとはヨドバシカメラの地下1階にある文具コーナーへ行こうとしたら、これも2階に移動している。暫く行かないとフロアやレイアウトが色々と変わってしまうものだ。そして文具コーナーへ久しぶりに来てみたら、予想通り Signo 307 がない。せっかく良好な書き心地のペンを見つけたと思ったのだが、やはりこれもエマルジョン・インクないしジェル・インクを使った、「第三のビール」ならぬ「第三のボール・ペン」競争で敗退したということだろうか。こういうのを見ると、やはり万年筆はモンブランのインクが一生ものとして使えるのが安心できる。だが万年筆も、Pelikan ですらガキの使う安物を製造しているわけで、インクやペンを一生ものだと言いながら買い替えている成金の道楽を当てにしているだけでは事業を続けるのが難しいのだろう。他に、コクヨのルーズ・リーフのバインダやノートなども物色してみたが、相変わらず色によって値段が違うという不思議な価格設定である。そして、いまとなっては Amazon Prime を利用すると本体価格の値段だけで比較してしまうため、どうも気が引ける。

あまり時間もないので、それからヨドバシカメラを後にして所用を済ませた。そして堂島にある会社まで歩いて、郵便物の送付など会社でしかできないことを済ませてから、あとは自宅で業務を続けるため、会社には1時間ほどいただけで帰ってきた。そういえば、有休をとって所用を済ませてきたところから会社まで行く途中に大阪駅の前を通ったのだが、Hilton Osaka の建物が酷く〈うらぶれた〉というか汚いというか、とても高級ホテルどころかそもそもホテルの建物には見えない悲惨な様子であった。歩いてきて目にしたときの第一印象が、何か浪速区あたりの市営住宅みたいな雰囲気だったからだ。あれは外装をメンテナンスする費用をかけていないのか、それとも建物そのもののデザインが既に古臭いのか。

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