Scribble at 2018-06-13 10:30:26 Last modified: 2022-09-27 09:23:23
社長を退任されたらしく、このブログも更新は今回で終わりのようだ。それにしても、危なっかしい発想のようには思うのだけれど、やはり上記のような判断をするのが経営者なのだと思わされる。そして、9割の「どうでもよい」潜在顧客を無視してでも1割の客を呼び込んで、更にその中から自力で何かを見つけてくれるような人が出てくることに期待するということなのだろう。なぜなら、誰しも自分が無駄なことをしたとは思いたくないので、何とか「なにもない」ところに面白そうなことはないか、勝手に見つけようとしてくれるからだ。
これは、オンラインサービスや MMORPG のような事業の運営についても、似たようなことが言えると思う。たとえば Twitter のハッシュタグなり、数多くのオンラインゲームでユーザが勝手に始めるイベントなり、場合によってはユーザが自力で API を作ってしまうことすらある。こうなったら、コアな客層が出来上がるので、彼らが新規の客を締め出すような古参ヅラして発展性を阻害しないよう、うまくコントロールすればよい。その一つの施策は、もちろん「仕様変更」だ。