Scribble at 2023-05-10 21:27:47 Last modified: 2023-05-10 21:29:38

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PiTaPaベーシックカード

あれは10年以上は前だったろうか。鉄道系のカードである ICOCA カードを作って利用していたことがあった。でも、その当時はセンサーの性能が悪くて、肥後橋駅で頻繁に誤検出が起きて締め出されることがあり、正直なところウンザリさせられて使うのをやめてしまった。あの頃は、JR福島駅の近くにあったケイ・スクエア(関西電力系のデータ・センター)でも、入室するための生体認証センサーが頻繁に誤検出を起こして、何度も指を色々な角度でセンサーに当てるという面倒なことを繰り返していた記憶がある。なので、僕は生体認証の情報を企業が社員に業務で要求することは憲法違反だと言っているが、それ以前に生体認証の機器の性能そのものが民生品として信用に値しないと思っているわけである。ただし、何でもかんでも生体認証は「危ない」などと脊髄反射で意見を口にするリベラルみたいに言いたいわけではないから、もちろん信用に値するレベルになればプライベートでは使いたい。実態、MacBook Pro は指紋認証でサイン・インしてるし、スマートフォンには顔認証を使っている。

そういうわけで、再び鉄道系のカードを申し込んでみたわけである。今回は PiTaPa だ。この交通系のカードは使える範囲があまり明解に説明されていないことが多くて、これはわざと分かりにくくしているのかと思うほどなのだが、僕の利用範囲なら ICOCA でも PiTaPa でもどちらでもいい(JR、Osaka Metro、京阪は、どちらのカードも使える)。たとえば、「ICOCA はどの路線で使えますか?」という Q&A のページばかりが公開されていて、その典型的な回答は「ICOCA エリアならどこでも使えます」という、木で鼻を括ったような内容だ。ICOCA が ICOCA の利用エリアで使えるなんて同語反復でしかあるまい。僕らは、ICOCA が JR でも Osaka Metro でも阪急でも近鉄でも使えるのかと聞いているのだ。「使える範囲でなら使える」なんてウンコみたいな理屈を知りたいわけではない。

このたび PiTaPa を選んだ理由は、ICOCA とは違って後払い(口座振替)だからだ。したがって、PiTaPa の発行には審査があるため、自販機で買える ICOCA よりも敷居は高いのだが、チャージしなくていいのが便利だ。

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