Scribble at 2022-07-29 07:51:16 Last modified: 2022-07-29 08:24:32

Windows 11 にしてから特に大きな不具合はなさそうだが、このところ気になる現象は幾つかある。僕が使っている特定のアプリケーションが原因となっていることも含まれるため、これらを理由に社内全体で Windows 11 へのアップグレードを控えるよう通知するほどのことではないが、改善は期待したい。

まず、IME の状態を常に表示してくれる「IME Status」というアプリケーションだ。IME の状態を表示するアイコンが、かなり頻繁にマウスへ追随しなくなり、アイコンが出鱈目な位置で貼り付いてしまうため、画面のスクリーンショットを記録する際に、後から邪魔なところにアイコンがあることに気づいて撮影しなおすこともある。何をやったらアイコンがマウスを再び追随するようになるのか正確な対処方法がわからないため、いまのところはアプリケーションを起動しなおしたり、IME Status の「一時的に隠す」というオプションをわざとトグルしなおしているため、IME Status の「一時的に隠す」機能をトグルできるショートカットが欲しいところだ。

それからもう一つ、毎日のように起きるのが、スタートアップ時に常駐ソフトがデスクトップ全体のフォーカスを奪ってしまうことだ。よって、Windows が起動してから暫くは、作業を始めても変なタイミングでウィンドウのフォーカスが外れしまうため、何か文章をタイプしていても空振りが起きたりする。もちろん、この現象は常駐するべきでないソフトウェア（ウイルスも含めて）が起動している可能性を疑うべきであろうが、フォーカスがどのウィンドウにあるかを記録してくれるソフトを使ってみるしかないのだろうか。調べるとレジストリで "ForegroundLockTimeout" のキーを変えるの変えないのという話題もあるようだが、概して効果はないと言っている人が多い。

それと、IME に絡んでもう一つ気になることがある。Windows 11 の MS-IME は、日本語を入力しているときに未確定の文字列を表す色とか下線とかが全く出ないのだ。なので、確定したつもりでカーソルを別の場所へ動かそうとすると動かないというケースがあり、よくよく見たら文字列が確定していないということがある。もちろん、Microsoft IME の設定画面で、未確定の文字は背景色をどうとか設定しているのだが、それがぜんぜん反映されないのだ。