Scribble at 2022-01-04 08:36:49 Last modified: 2022-01-04 10:30:18

[追記:2022-01-04] 最後に、OS のバージョンごとに cmdline.txt や config.txt の内容が違っている可能性があるため、上記のファイルを編集するときはご注意ください。本稿を書いたときにセット・アップした後、実は Raspberry Pi は使わずに放置してありました。そして、2021年の12月になって再びセット・アップをやりなおしてみたところ、2021-01-11-raspios-buster-armhf-lite.img と 2021-10-30-raspios-bullseye-armhf-lite.img とでは、新しい Bullseye というバージョンの Debian をベースにしている Raspberry Pi OS Lite では、config.txt において dtoverlay=vc4-kms-v3d という行が有効になっていたりします。dtoverlay=dwc2 を最終行に追加したら、上の行にある他の dtoverlay の設定は headless の環境ではコメント・アウトするのがいいでしょう。

Raspberry Pi Zero W の headless セットアップ

ひとまず、既存のページに注意事項として二つほど追記しておいた。最新の OS を入れる手順だけ記事にするのも大袈裟だし、それは本来だと別の(プログラミング言語を紹介する記事の環境整備という段階の話として)手短に解説し、丁寧な説明は既存のページを今後も機会があれば拡充したり修正していけばいい。どのみちオンラインのドキュメントなりウェブ・ページなんて、あと30年も同じフォーマットや通信環境でやりとりされるメディアだとは思っていないので、やれる範囲で続けたらいいのだ。

それはそうと、新しくセット・アップをやりなおした Raspberry Pi Zero W で raspi-config を使ってロケールの設定をしたら、言語セットを準備するプロセスの途中で raspi-config が落ちてしまい、そのあと ssh ターミナルで Raspberry Pi Zero W に接続できなくなってしまった。もちろん、僕は機械ごときに情け容赦などないので、こういうときは電源ケーブルを引き抜いて電気的にやり直しさせる。物理的に Raspberry Pi Zero W や SD カードが破壊されない限りは、OS のデータが壊れようと知ったことではない。それこそ「リセット」すればいいからだ。

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