Scribble at 2025-06-25 12:31:48 Last modified: 2025-06-26 19:24:17
若い頃よりも、いまのように還暦前となった方がパワフルでアグレッシヴとなったものの一つに、鼻毛がある。若い頃よりも、伸びる速さが格段に速くなっているし、太さも増している。なんでこんなものだけ活動的になっているのか、まるで理解できないのだが、一つには男性にもあるとされる更年期障害の影響でホルモンのバランスが変わってきているからではないかと思う。
一説に、更年期を迎えると男性は男性ホルモン(テストステロン)が減ってきて、睡眠時間が短くなったり、キレやすくなったりするらしいが、相対的にジヒドロテストステロンというテストステロンからつくられるホルモンの比率が増えると、このホルモンは一方で頭髪を減らす効果があるのに、他方で鼻毛などの体毛については逆に増やしたり太くする作用があるらしい。
テストステロンというと、生理学の教科書などでは性欲とか、思春期に生え始めるチンゲの話でしか登場しないのだが、減ってくると減ってくるで他のホルモンのせいで妙な身体の変化が起きるらしい。とにかく代謝というのは複雑で、上に添付したのは或る研究機関(というか京大の方ならご存知かと思うが)が公表している、いわゆる「代謝マップ」の一例だが、その複雑さは人体が「内なる宇宙」だと表現されるに足るだけの様相を示していると思う。