Scribble at 2024-08-05 20:26:29 Last modified: 2024-08-06 18:41:53

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Intelの株価が1974年以来最悪の下落率となる26%の急落を記録し、2013年以来の最安値を付けました。この急落は、Intelの2024年第2四半期の業績が予想を大きく下回ったことと、従業員の15%以上を削減する大規模な再編計画を発表したことに起因しています。

Intelの株価が過去50年間で最大の下落で過去10年来の最安値に、大幅な業績不振を報告したことを受けて26%の急落

ここ数年ほど、Intel の CPU って仕事でも自宅でもコンピューティング環境にとって重要ではなくなってきてたから、当然と言えば当然だろうなと思う。正直、Adobe 製品でもゲームでも生成 AI でも、重要なのは GPU と VRAM であって、CPU なんか Core i5 / Ryzen 5 でも十分に動画を編集できる。せいぜい、たいていの人が殆どやらないような、動画のエンコーディングとかで CPU のパワーが発揮されるていどだ。それから e-sports 用のマシンでも CPU は重要かもしれないし、もちろん僕もゲームはプレイするから侮辱する意図はないけれど、ハイスペックなマシンを要求されるゲームのためにデスクトップやノートのパソコンを買うなんて人が、ぶっちゃけ世界中に何人いるというのだろう。そして、その数がどんどん増えるのかというと、スマートフォンでプレイする人が増えてきている昨今、とてもそんな予想はできない。

それに、既に色々な人が指摘しているように、もう「ムーアの法則」は終わってしまった。基盤のプロセス・サイズは電磁気学的な干渉を防ぎつつ小さくする設計として限界に近づきつつあるし、信号の処理方法という回路設計でのブレイク・スルーも期待できないわけで、ここ10年くらいは論理プロセッサをどんどん並べるのが関の山だった。でも、論理プロセッサの並列処理に対応できるアプリケーションでもなければ効率化には限界があるため、アプリケーションの再設計に巨大なコストがかかることに何らかの保証がなくてはいけない。そういう保証が、売上の見込みとして手元にあると言えるベンダーは、殆どないであろう。

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