Scribble at 2023-05-05 00:38:35 Last modified: 2023-05-05 00:43:58

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夕方に SPEICK のシェーヴィング・クリームが届いたので、さっそく使ってみた(先に説明したように、PRORASO の半値くらいなので、上の写真のとおり実際にサイズも小さい)。オーストリア側のアルプスだけに生息するらしい「シュパイク」(Valeriana celtica)という高山植物のエキスを使ったクリームだそうな。ちなみに日本の販売代理店(なぜか神戸市にあるのに電話番号が 03 で始まるという)が運営するサイトには「スパイク」と表記されているが、これではいかにも野球用品みたいだ。

さて使ってみた感想だが、PRORASO のクリームと同じく 2cm ほどボウルに出して泡立ててみた。水はいつも湯沸かしポットから熱湯を入れて、まずはブラシの先端でクリームを溶かすのだけれど、これがなかなか溶けない。PRORASO のクリームと比べて倍くらいの時間がかかった。SPEICK のクリームは堅いのだろう。これ自体に良し悪しは付けようがない。できたラザーの様子は良好で、しっかり肌に定着してくれる。ただ、残念ながら香りはあまり分からなかった。そもそも、僕は香りをあまり感じられない体質らしい。実際、高校時代に冷蔵庫に入っていた1ヵ月ほど賞味期限の過ぎた玉子で TKG を食して入院したこともある(ていうか、なんでそんな玉子が放置されていたのか)。でも、そのわりにトイレに入ると鼻で息をしなくなる習慣がある。自分のものでも臭いのは嫌だからだ。そういや、SMAP x SMAP で稲垣吾郎とキムタクが議論していて、稲垣吾郎は鼻で息をするのに対して、キムタクは「食ってるみたいだから鼻で息をする方がいい」と力説していたのを覚えている。ともあれ、そういうわけでオーストリアにだけ咲くハーブの香りは殆ど分からない。なので、僕はシェーヴィング用品については香りを基準に選ぶということをしないわけである。はっきり言って、香りが分からないので、その点ではどれでもいいのだ。要は成分がスキン・ケアに貢献するかどうかとか、作ったラザーが剃刀の運行をうまくサポートしてくれるかどうかにしか興味がない。

なお、今日は Gold Dollar 208 を最初に使ってみたのだが、どうも剃れない。片側だけ ATG まで3回ほど同じところに剃刀を当ててみたが、髭が短くなっている感じがしないのである。現状では、Gold Dollar 100 だけがまともに使える SR のようだ。ただし、使えるとは言っても3パス当ててやっと剃れるのだから、明らかに肌には良くない。無理に使い続けて肌を痛めては本末転倒であるため、やはり SR は練習として週に1度か月に1度だけ使うようにして、基本は替刃式のストレートにしよう。ということで、早々に SR は諦めて替刃式のストレートで続けた。替刃は、このまえ初めて使ったフェザー安全剃刀の替刃を使い続けていて、もう4回目くらいになるが、それでも手元の SR より奇麗に1パス(しかも WTG)で剃れるのがありがたい。それに4回目にもなると、刃を当てても鋭すぎて危なっかしいという感覚がしない(いや、実は最初から多くの人たちが言うほど怖い感触はなかったのだが)。そういうわけで、後はさっと剃って終わった。もうそろそろ、最後にカートリッジ式の安全剃刀でフォローしなくてもいいくらいの結果になっているから、ほぼ替刃式のストレートだけで済むようになりつつあるのもうれしい。

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