Scribble at 2023-05-19 19:08:31 Last modified: 2023-05-20 11:36:22

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ChatGPT が「雨の日に滑りやすいエントランスの床」という呪文から生成した画像です。

今日は大阪は朝から雨が降っていて、雨天の日は往来を歩く人が少なくなるので好きな天候なのだけれど、たびたび困ることがある。それは、駅の構内や階段、それから街路の多くに、危険と言ってもいいほど滑りやすいタイルが使われていることだ。地下鉄を降りてからも、肥後橋駅の構内、肥後橋上の歩道、フェスティバル・タワーの正面を横切る通路やフェスティバル・プラザへ降りる階段、それから渡辺橋上の歩道などなどの床が異様に滑りやすい。特に、橋は傾斜があるにも関わらず、たいていの橋は歩道に滑るタイルを敷き詰めていて、実際に堂島でも冬になると滑って転んでいる人を見かけることがある。いちど、渡辺橋の北詰にある交番の前で警察官がひっくり返った現場にも居合わせたことがあった。

こんな、或る意味では過失傷害とすら言えるキチガイじみた設計を何の躊躇もなくやっている一級建築士というのは、揃いも揃って「姉歯級」か、あるいは大阪でインチキな学術コミュニティを主催している設計会社と同じレベルのデタラメな連中なのか。それとも仕方のない事情があるのだろうか。妥当な判断とは言えないまでも、その事情として考えられるのは「予算」の一言でしかあるまい。

エクステリアの施工費用として、まずただのレンガを敷き詰めるだけとか、コンクリートやアスファルトを固めるだけというのが安い。次に、コンクリートやアスファルトを土台として、このツルツルのタイルを上層に敷き詰める工法がきて、やはり転倒防止に溝が入っているタイルだとか、表面がザラザラとした材質に加工されたシートやタイルを使うと費用が更にかかる。もちろん、馬鹿な成金がよく使う御影石や大理石に比べたら安いわけだが。でも、補修の頻度などメンテナンスを考慮しても安い部材を使わざるをえないのは確かだが、その予算を確保するのが行政の役割というものではないだろうか。大阪維新のようなポピュリズムとリバタリアニズムの悪魔合体みたいな行政だと、安全や安心はことごとく切り捨てられるわけで期待はできないけれど、こういうタイルを歩道に選択してきた愚行は昔からだ。

転倒防止の効果があるタイルを扱う業者が山口組とかと縁故があれば、大阪の政治家も少しは言うことを聞いて行政にそういう結果的に正しい政策をねじ込んでくれるのかね?

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