Scribble at 2021-03-01 00:43:05 Last modified: 2021-03-02 08:34:45

大阪府は今日から緊急事態宣言の対象地域指定を解除されたため、僕が在籍する会社では就業規則から一週間に最多で3日のテレワークができるようになった。昨年度も4月から大半がテレワークだったわけだが、昨年にテレワークを導入し始めたばかりの時と比べて違っているのは、いわゆる「電話番」をするためのローテーションがなくなり、必要に応じて好きな曜日に出社できるようになったことだ。つまり、会社で殆ど固定電話をとらなくてもいいという方針にしたため、そもそも固定電話は無条件で IVR にしたのである(いや、IVR は言い過ぎか。「録音しない留守番電話」と言った方が実情に合っている)。

実際、会社の固定電話番号にかかってくるのは、大半が営業電話であり、しかも会社の事業と関係のないものが大半だ。以前は ISMS の認証を受けていたため、AMR という認証会社の営業電話が定期的にかかってきていたし、プライバシーマークでも研修サービスを提供している名南経営からの電話もあったが、何度か断っているうちにかからなくなったため、僕にかかってくる電話と言えば ISP やらパソコン販売のセールスとか、毎年のようにかかってくる Adobe からのあからさまなライセンス違反を調査する電話だ(毎回のようにライセンス数を尋ねてくるわけだが、こっちは大塚商会が代理店になってるビジネス・アカウントなんだから、ライセンス数くらい Adobe でも把握しているはずだろう)。

そういうわけで、ありがたいことに出社する曜日は従業員それぞれの必要に応じて決めるという、かなり個人に裁量を与えている働き方となっており、それゆえ自律的かつ合理的なプランをそれぞれが建てないと、知らない間にお互いの乖離が広がる恐れもある。それゆえ、それぞれの部署では一定の頻度でオンラインの会議を開いている。

僕の場合、受託案件でも他の社員と顔を合わせなければいけないという作業はないので、社内の管理系として分類している管掌については、ほぼ僕が自分で出社するタイミングを決められる。ただ、何も考えずに適当に出社するというのは愚行でしかあるまい。そこで、いちおうの目安としては次のように考えた。まず、原則として月曜日には出社する。そして、週のあいだに必要となったら出社する。もし火曜から木曜まで出社する必要がないようであれば、最後に金曜日に出社するというわけだ。これで最低でも2日は出社しているので、就業規則の範囲内である。それ以外に必要なら、週に3日だろうと5日だろうと出たらいいだけの話である。どのみち、僕は自宅と会社との間を往復しようと思えば徒歩で往復できるため、あとは出社した先での感染リスクさえ注意すれば、週に5日の全てを出社しても、混雑する列車で往復したり帰りに飲み屋へ立ち寄る人々に比べたら、大して感染の不安はない。

ただし一つだけ、出社日が増えると心配なことはある。それは、既に買い物をアマゾンで済ませる機会が増えたため、アマゾンで本を買うことを考慮して引き落とし用の口座へお金を入れているため、手持ちに現金が少なくなっているということだ。週に2日の出社だと最多で一ヶ月に10日近くは出る可能性もあるが、出社するたびに外食したりコンビニエンス・ストアで買い物していたら、途中でお金がなくなってしまう。まぁ、そうなってきたらアマゾンで本を買おうと買うまいと入金している(半分は貯蓄の意味もある)お金を減らすことになるだろう。そういう金額の調整は、これからになる。

[追記:2021-03-01] それから上記で、まず月曜に出社すると書いた。そして必要が生じない限り、あとは金曜に出ればいいというのが良さそうだと思ったのだ。でも、もちろん月曜から出ずにいて、必要が生じない限りは木曜と金曜に出たら、そちらのパターンでも最低限の週に2回は出社していることになろう。なんにしても、2回は出なくてはいけないわけだが、実際のところ既に役員の意見でも全てテレワークにしたところで大きな支障はないというし、週に2回という規則自体に殆ど合理性がないのだ。よって、出る方も無理に合理性があるかのような規則性を作って出社しなくてもいいわけで、それゆえどちらでも良いようなルールを自分で作っておくしかないのである。

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