Scribble at 2023-07-11 17:11:45 Last modified: unmodified

データを保管している D ドライブは 1 TB の容量が残り 200 GB になってしまっていた。そこで、さきごろ Blu-Ray で 100 GB のイメージを焼いて、なんとか記録は成功したようである。ただし、100 GB のディスクを1枚だけ焼くのに3時間近くもかかっている。2倍速という、慎重ではあるが遅い書き込み速度で記録したからなのだが、こんなにパソコンを自由に使えない(まさか焼いている途中でブラウザを立ち上げたり、何か仕事で使うなんて危険なことはできない)時間がかかるようでは、やはり光学メディアはこれからのバックアップ先としてはパフォーマンスに不安がある。

もちろんバックアップは複数の手段をとることが基本であるから、光学メディアに記録するだけでよしとしているわけではないが、どう考えてもメインではない副次的な記録手段として役割が後退すると思う。バックアップの容易さとコストという点では、やはりいまでも外付けの HDD や NAS が良い。故障のリスクはあるにしても、最近は 2 TB ていどの HDD なら3年くらいは安定して使える。うちも、2 TB の NAS を使っていて、午前1時から7時までは HDD の電源を停止するようにスケジュールを組んで、無駄な動作を抑制している。D ドライブの大半のデータは NAS にもあるので、Blu-Ray が壊れても大丈夫である。また、これに加えて 2 TB の外付けの SSD も使っているので、NAS (HDD) に何かトラブルがあっても安心である。それから、このサイトのソース・コードのような一部のフォルダだけは Google One の 200 GB のストレージを借りてバックアップしている。ということで、既に三つのバックアップ先があるため、光学ディスクへ無理に大量のファイルを記録しなくてもいいわけである。それに、光学ディスクが実は大して長く安定してデータを読み出せないというのは、もう20年以上にわたって色々な記録媒体を使ってきた経験から分かっているので、ディスクに記録しても最後の手段であるなどとは信用していない。場合によっては SSD よりも先にデータが読み出せなくなる可能性すらあるからだ。

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