Scribble at 2022-12-08 12:46:27 Last modified: unmodified

コンテンツ翻訳とは、利用者が他言語版Wikipediaからの翻訳をスムーズに進めることができるように開発されたツールです。このツールを使用することで、翻訳元原文と訳文を対照させながら翻訳が行えるため翻訳を効率よく進めることができるとされています。しかしながら、今まではGoogle翻訳などの自動翻訳ツールを用いることにより、1クリックで訳文を生成することが可能でした。結果として、十分に修正されておらず日本語として成り立っていない質のコンテンツ翻訳使用記事が大量に通常名前空間に公開されることになってしまい、長い間利用者の悩みの種となっていました。

プロジェクト:翻訳検証/コンテンツ翻訳の機械翻訳廃止について

ていうか、寧ろウィキペディアとして機械翻訳を推奨してた方がおかしいだろう。昔のクソみたいな Google Translate は言うまでもなく、現在であっても大半の機械翻訳はクソとしか言いようがない。アホみたいな直訳(英語の句読点と同じ区切りで訳したり)や単純な誤訳どころか、論旨を逆に間違えることも多いし、伝聞を本人の発言であるかのように扱ったりと、こんなものを翻訳のベースに使い続けてた方が間違いだ。しかも、そのまま publish することも出来た(記事の編集画面と統合してた)のだから、反省もクソもない。

結局、お手軽に記事の数を増やすことだけが目的になったのだろう。なぜなら、それこそがサイトの事業価値と直結するという SEO 業者みたいな発想しかないからだ。他の言語の Wikipedia ではどうなっているのかは知らないが、翻訳機能でも入れておかないと、日本のウィキペディアなんて AV 女優とアニメ声優しかエントリーがないと嘲笑される状況は変わらんのだろう。

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