Scribble at 2022-12-09 10:56:35 Last modified: 2022-12-09 20:50:36

新型コロナウイルス感染症の蔓延という状況に加えて、そもそもオフィスが広すぎる(半分以上の座席が使われていない)という事情で、2年ほど前に本社を近くのテナント・ビルへ移転した。そして、既にリモート・ワークを実施して大半の社員が殆ど会社に出なくても業務を進められるようになっていたため、特にケーブリングなどの予算をかけたくないということで、社内は無線 LAN を基本として接続することになった。もちろん有線でなくてはアクセスできない機器(特に複合機)もあるし、有線でスイッチとしっかり接続されている方がいいファイル・サーバ(もちろん、既に Dropbox を採用していたので、これは複合機で受けたファックスやスキャンしたデータを Dropbox へアップロードするためのマシンみたいな用途なのだが)もある。それらは、ルータから接続した親の無線 LAN 機器から子機へ飛ばして、子機の LAN コネクタから複合機へつなぐようにしてある。

始めの一年は、ここでも書いたように Linksys の Velop というメッシュ Wi-Fi の機器を導入した。しかし、通信が酷く不安定で遅いし、管理画面へアクセスしても細かい設定ができないため、ウンザリさせられた。そのあと、出入りの業者さんに NEC の業務用機器を子機と共に入れてもらって、何とか通信は安定している。ただ、受ける方は何らかの改善が必要かもしれない。ノート・パソコンは内蔵している無線ネットワーク機器で十分に無線を受けられているが、デスクトップ・マシンは内臓している機器がないタイプも多いし、内臓されていたとしても、そもそも社員が入社したときに僕が無線 LAN の Windows Service を無効に設定したりするため、誰のマシンがそうなっているのか、いまとなっては調べるつもりもない。どのみちデスクトップで無線 LAN を使うなんて、わざわざそういうマシンを自宅で使ってるなら別だが、たいていは自覚のない人が多くて危険だから、そのままでいいだろう。ということで、USB で接続する無線 LAN のネットワーク・アダプターを配布している。

ただ、これがどうも安定していない。特にマシンを起動したときにアクセス・ポイントを見つけてから通信が確立するまで5分くらいかかるのが、どうにも困る。また、他の社員も複合機に通信が届かないことがあるという。バック・オフィスの部門は、いまでも出社して書類を扱ったりする必要があることから、必ず定期的には出社しているようなので、通信が安定しないと困るのは確かだ。よって、管理系のエリアだけルータ(NEC の機器はルータから接続している親機だ。根元のルータは YAMAHA の RTX-3500 という、いまとなってはオーバー・スペックの機器である)からケーブリングして有線の接続にしようかと思ったりする。あるいは、手元に Cisco の WAP125 という子機が余っているため、これを近くに置いて LAN ケーブルで接続しようかとも思案している。

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