今度はちゃんと発行されるんだろうか。分からないが、OpenID 関連では、僕の知る限り日本語の本は数冊しか出なかったはずなので(しかもビジネスか政策寄りのものばかり)、digital identity について何か原則を扱った本が欲しいところだ。オライリーの古い本がオープンだったら翻訳しないでもないのだが。
それにしても、税込みで8,000円とは恐れ入る。わずか10年くらい前なら税込みで5,000円もしなかったはずの Apress や Manning や Packt の技術書が、いまではペーパーバックですらこれだ。しかも、僕は Amazon Prime の会員だから送料はかからない。この急激な価格の上昇がアマゾンだけの傾向ではなく、紀伊国屋や丸善やジュンク堂などでも似たような傾向なら、恐らくこれらの事業者から買うと1万円をこえるのだろう。まさに明治時代の大学生みたく(現代でも医学生は同じ境遇だが)、それなりの学問を修めようと思えば相当の出費をまかなえないといけない。