Scribble at 2022-10-28 19:03:32 Last modified: 2022-10-28 19:22:55

添付画像

トッピング一覧

クレジット・カードも作ったことだし、一定のリスクはあれ使わない手はない。生活に関わる色々なコストが下がるなら、なおさらだ。その一つがスマートフォンの利用料金である。現状、スマートフォン端末の分割返済費用(「機器代金」)は1,140円くらいで、これはひとまず考慮しない(というか、端末の費用は機種変更のタイミングで安い機種に替えたり、あるいは中古品などを別に買わない限り、コストは下げようがない)。よって、少し前に政府が主要なキャリアに費用を安くしろと言ったからこそ povo などのサービスが出来たという経緯があったことから分かるように、スマートフォンの通話・通信料金(「電話料金」)をどうやって下げるかが主要な課題となる。具体的には、僕の契約内容では月額の電話料金が4,832円となっていて、内訳はプラン利用料(3,680円)、オプション使用料(630円)、通話料(280円)、その他(-200円)、あとは「ユニバーサル・サービス」と称する些細なコストと消費税である。

僕の使い方としては au そのものを docomo や Softbank や他の MVNO に変更してまでコストを下げるつもりはない。au かんたん決済という決済方法を他の決済手段に変更するコストや、変更した決済手段に対応しているのかとか、承認されるかどうかのリスクもあろう。そもそも MVNO ではオンラインで決済した際の支払い方法として、電話料金と一括して銀行口座から引き落とすなんて処理に対応すらしていない場合もあるはずだ。よって、au/KDDI を使っている以上は povo か UQ mobile に変更するしか選択肢はない。でも、どちらかを選択してコストが下がるなら移行したい。

UQ mobile で最低限のプランと10分以内の通話をするだけなら一ヵ月で定額となるオプションと故障紛失サポートの月額418円をつけて、シミュレーションでは毎月の電話料金が2,816円となる。au から UQ mobile へ移行すると、au ID が引き継ぎできるため、au かんたん決済、au PAY、auスマートバリューといった各種のサービスも利用できる。そして povo の料金推定については、基本料金が0円でトッピングしていくプラン構成なのだが、僕は自分のスマートフォンで外出時に殆どネットを使わないので、原則としてモバイル・データの利用サービス(データ・トッピング)はトッピングしないという前提である。また、コンテンツのトッピングもしない。通話トッピングについては、毎日父親と3分ていどは通話しているため、これは5分以内の通話がかけ放題の550円、そしてサポートのトッピングは故障時のサポートとして月額830円を足すと、1,380円だ。UQ mobile も現状の半分近くになるが、povo は圧倒的に安い。僕の利用スタイルであればコストに関する限り povo に移行するのがよさそうだ。もちろん UQ mobile と povo とで料金に差が出ている理由は、povo が基本料金のかからないサービスであるのに対して UQ mobile は「スマホ基本プラン」として最低でも1,628円のプランを選択しないといけないからだ。僕のようにキャリアのインターネット通信を使わずに Wi-Fi だけでいいというユーザにしてみれば、やはり無駄な料金を払っているという印象が残る。

ということで povo に移行しようかと思っていて、デメリットを幾つか確認しているところだ。まず、サポートの対応がオンラインだけだし電話すら使えないというのは、さほど気にならないだろう。それから au を利用している「契約年数」を引き継げないため、au ID を持っていても、契約年数に応じたポイントがもらえるといったイベントからは切り捨てられてしまう。でも、もともと au って長期契約者に大して優待サービスなんてやらないから、切り捨てられても僕はさほど困らない。それよりも povo に移行して電話料金が下がるメリットの方が大きい。本体の代金と合計して、月額の料金が5,000円以内になってくれると、au かんたん決済で一括して銀行から引き落としてもらっているアマゾンでの買い物や Google One の費用を足しても一ヵ月の費用を1万円以内に抑えられる。その他、特に通話での迷惑電話撃退サービスとか留守番電話サービスとか着信転送サービスが受けられないというのも、さほど困らない。しかし、丁寧に調べると povo には移行できない致命的な欠点があると分かった。その理由は、povo のサイトで目立たないように書かれているが、「povo2.0では当面の間、auかんたん決済をご利用いただけません」とあるからだ。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook