Scribble at 2018-04-28 21:53:32 Last modified: 2022-09-26 16:13:22

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虹の仏

本日は四天王寺で始まっている古本市へ行ってきた。その前に腹ごしらえとして「虹の仏」に入って、今回はカレーではなくオムライスをいただいた。皿に乗っているものが全て美味いというのは、ここ最近のカレー屋めぐりでは珍しいことだ。最初にここへ訪れたときはカレーを食べたのだが、数十分も並んで食べた割にはイマイチだったのだ。それが、今日は並ばずに入れたし、非常に良い食事をした。

で、四天王寺へ行ったのだが、来ているお客さんの7割くらいは高齢者で、残りの3割のうち半分以上が外国人という印象だった。しかし、まぁこんなものだろう。古本に群がるのは昔から年寄りと相場が決まっている。若者が本を読まないのは昔からのことであって、読書遍歴などの昔話をする人々の発言が出版・マスコミで目立つのは、そもそも昔話を出版したりインタビューとして掲載してもらえる東大教授とかの属している階層が、読書するくらいしかやることがない旧制高等学校の学生だったからだ。

ということで、今回は『大阪市開発公社25年史』が掘り出し物であったらいいなと思ったが、残念ながら見つからなかった。その代わりに『竜田越』(山本博,学生社)という面白い本を手に入れた。他にも、シュライバー『道の文化史』、村上陽一郎『安全学』などを手に入れた。いつものように自然科学では碌な本が無かったのは残念だけれど、それなりに毎回のように収穫はあるので、また来よう。あと、藤岡謙二郎さんの『生駒山地の人文地理』という本を見つけたのだが、ボロボロなのに 4,000 円以上の値がついていて唸らざるを得なかった。もちろん、そうなると、実際に読むときは図書館で借りるのだが。

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