Scribble at 2021-01-20 11:45:53 Last modified: 2021-01-20 23:21:26
結局、会社の Windows マシンはマルチ・モニターを止めた。あまりにもウザすぎるし、workaround を採用しようにも面倒で本質的な解決にならないと思ったからだ。
一つ目の理由は、メインのモニターが 4K なので、第二のモニターとの解像度が全く違っていて、アプリケーションによってはモニターをメインから第二に動かしたり逆に動かすと、ウィンドウのサイズが解像度に追随せずに画面からはみ出してしまったりするからだ。第一と第二のモニターでどのアプリケーションを使うか、なかば固定しておかないといけない。こんな馬鹿げた管理をしなくてはいけない手間は、完全に無駄である。
二つ目の理由は、4K モニターを使い始めた当初から気になっていたことだが、23 インチだと殆ど 4K の解像度になっている意味がない。特に従来のモニターと比べて写真が美しく見えるわけでもなんでもないからだ。これは 27 インチの 5K iMac を使い始めると余計に目立つ。
三つ目の理由は、リモート・ワークをしているあいだも会社のマシンは立ち上げたままになっていて、たまに出社して画面を見ると、酷いちらつきがある。調べてみると、4K の解像度だとリフレッシュ・レートが最大でも 30 MHz しか設定できないらしい。いくら 4K でも 60 MHz 以上で処理できないなんて、完全に時代遅れだし、そもそも画面が見辛い。60 MHz にしようとすると、せいぜい 1920 x 1060 の解像度に下げる必要がある。
他に余っている 23 インチの iMac を「ターゲットディスプレイモード」とやらでモニター代わりに使おうかと思ったのだが、いま会社にはなぜか Windows 用の HHK Lite2 しかなく、Mac 用のキーボードは Bluetooth で電池が切れている。また、HHK で「ターゲットディスプレイモード」とするために定められたキーを押しても iMac が反応しない。こういった事情で、昔使っていた Cinema Display 20 インチをメインにして、シングルのモニター環境に戻した。ただし、この Cinema Display はヒンジが古くなっていて、画面の傾きがすぐに元へ戻ってしまう(上向きに調整しても、30分もしないうちに垂直の向きへ戻ってしまう)。なので、これも少し手を入れないと使えない。