Scribble at 2026-03-11 14:00:05 Last modified: 2026-03-11 20:45:54
このほど Google Workspace や AI Pro 以上のプランを契約しているユーザに、オフィス・アプリケーションの AI モードが搭載されたという。たとえば、Google Docs だと書類の雛形を作ってくれたりする。実際、上の画面で「自分が所属する部署の紹介文」と指示すれば、そこそこ整った体裁で紹介文を用意してくれる。そして、僕はこの手の作業に生成 AI を利用することには原則として大賛成だ。
なぜなら、大半のサラリーマンというものは、こういう「標準的なサラリーマンの作法や知識」というものが、どこか欠落している人ばかりだからである。よくジェネラリストのことを「なんでも屋」と蔑む傾向があるけれど、色々なことに適応し知識や経験がある人材なんて、実際にはそういない。ましてや適応するどころか、数多くの職能において常人を超える能力がある人間なんて、そういないのだ。大多数のサラリーマンというのは、自分の所属する部署の紹介文すら満足に構想したり書けず、実際にはググってテンプレをコピペするのが関の山である。ならば、生成 AI が応答する品質においてであろうと、サラリーマンの業務の質(そして量もだが)が平準化するほうが望ましいのは明らかであろう。
もちろん、平準化したところで終わっているだけなら、大量の「コピー人間」でしかない。そこからどうやって、さらに自社の従業員を底上げしていくかが、われわれ役職者や経営者の責任というものであろう。