Scribble at 2021-11-08 11:06:26 Last modified: 2021-11-08 11:24:52

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名古屋眼鏡(なごやがんきょう)という会社の「COLORFULOOK」というブランドで展開されている老眼鏡を買った。税込みで1,200円ほどである。オンラインで試しに買うとなると、それ以上の出費は避けたかったので、おおよそ近くのホームセンターやドン・キホーテで売ってるていどの値段で買えるものを選んだ。それから、アマゾンで色々見ていると遠近両用でレンズの上部から下部にかけて段階的に度数が上がっていく老眼鏡も発売されていて、そちらにも関心はあったのだが、そういう老眼鏡は見え方に〈慣れる〉必要があって運用コストがかかるらしく、寝室で本を読んだり携帯で動画を観る(つまり遠方を眺める必要がない)用途なら遠近両用である必要はないから、今回は遠慮した。なお、遠近両用だと「常用できる」と書いてあるのだが、それは無理だろう。レンズの下部が近くしか見えないなら、階段を降りるときは足元が見えなくなって危ない。階段を降りるようなときは、寧ろレンズの下側が遠くに焦点を当てる、つまり老眼鏡としての度がない状態でなくてはいけないのだ。

というわけで、さっそくかけてみると本の文字は読みやすくなったと思う。いま最も頻繁にかけている老眼鏡は父親からもらった度数のよくわからない1本なのだが、これは読書でも少し遠くでも見えるので、自宅ではかけたままで生活している。しかし、或るときに文字がぼやけて見えていることに気付いた。ぼんやりと文字を眺めているだけなので大して気にはしていなかったのだが、じっくり小さな文字を眺めてみると、焦点が合っていない。目を凝らしても焦点が合わせられないことに気付いた。ということは、いまかけている老眼鏡は度数が低いのではないか。いま自分で買って使っている老眼鏡の多くは +1.0 か +1.5 なのだけれど、もうこれらでも文字がぼんやりとしか見えないことが分かったので、今回は +2.0 の老眼鏡を買ってみたのである。そして、実際にかけてみると、なるほど文字が更によく読めるように感じる。ただ、近くに焦点を合わせているレンズだから当たり前なのだが、1m ほど離れた物体は見え辛く感じる。これまでかけていた老眼鏡だと、外したときとかけているときで、離れた物体の見え方は大して変わらなかったのだが、近くの焦点を優先して合わせたら、やはり遠くの焦点が合わなくなるということだ。そして、自宅でずっとかけるという用途であれば、これは僕にはきつい。よって、やはりこの +2.0 の老眼鏡は〈近くしか見えない〉のだから、当初の予定通り寝室で使うべきなのだろう。

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