Scribble at 2020-09-26 10:52:58 Last modified: unmodified
記事の内容はもちろん大阪湾周辺の地理について書かれていて興味深いのだが、冒頭で洋泉社が宝島社へ吸収されて無くなったと書かれていて、これも興味深い。あまり馴染みのない出版社だったが、映画や特撮の本が有名だったらしく、僕は「新書y」とか「歴史新書y」とか「洋泉社MC新書」という風変わりな方針だったように見受ける新書のレーベルがあったことを覚えている。その新書レーベルでは渡辺京二さんという著述家の作品集も出していた。(渡辺さんの著作は、平凡社ライブラリーから出ている『逝きし世の面影』という著書は書店で何度か眺めて気になっていた。ただし、都内で称賛を集めているような反動的というか、東京人特有の田舎者根性やノスタルジーとは関係ない。)