2022年05月04日に初出の投稿

Last modified: 2022-05-05

東京都内に住む会社員の30代女性は2021年夏、ツイッターで使用済みマスクを売る投稿を見つけた。以前からフリーマーケットアプリで使わなくなった洋服やアクセサリーを売っていたため、「その延長のような感覚」で自身も売り始めた。「捨てるか、人に売るかの2択なので、あまり抵抗はなかった」

「キスマーク+100円」 使用済みマスクの売買は法に触れないのか

こんなことを社会の由々しき大問題みたいに騒ぐのって、僕が高校時代から「拡大象徴主義」と呼んでいたセンセーショナリズムだと思うんだよね。いったい、こんなことしてる若い女性がどれほどいるっていうの。そして、どれほどかいたからといって、こんなものを騒いで何かの対策なんてしてる暇があったら、他に幾らでもやることがあるし、それはこの国の仕組みや風習へ立ち向かうという、もっと大きな課題になるはずだ。クズみたいな記事を書いて騒いで見せるなんてのは、他人の貧乏暮らしを眺めて素人社会学の文章を書いて悩んで見せることが正義やジャーナリズムだと誤解してる、3周遅れの左翼インテリと何も変わらない。

一説によると、1980年代からの概算だとアダルト・ビデオに出演した女性は延べ人数で20万人になるという。これに、アートではない風俗業としての「撮影会」モデルの人数や、いわゆる風俗店で働いている女性を加えると、経済評論家の試算では20人に1人が何らかのエロ・コンテンツや風俗業界の経験者だという。ちなみに、これはキャバクラなどの接客業は数えていないし、摘発もされていなければ調べようもないであろう、いわゆる「パパ活」だの「援交」だのの実態を入れたらきりがない。つまり、記事を書いている人間は口紅のついたマスクを売る女性がいるていどで何かを言い立てたいのかもしれないが、いまや世界でも知られた風俗国家として、いま紹介した AV や風俗産業だけに限らず、アニメ、漫画、VR ソフトなど様々なメディアで展開されているコンテンツ制作大国でもある我が国で(ああ、それから海外で大顰蹙を買ってた「コップのフチ子さん」を街中で売りまくってる愚劣な国でもあったな)、口紅や唾のついたマスクを売ってるくらいで騒ぐなんてカマトトもいいところだ。

ちなみに、これが日本で当たり前の状況だと言っているわけではないし、これでいいと言っているわけでもない。既に一部の国からは本当に「風俗国家」と見做されているような状況は、別に自称右翼のような連中だとかフェミニストでなくても、何らかの文化的あるいは行政的な対策が必要だと思う。

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