Scribble at 2025-05-25 08:18:39 Last modified: 2025-05-25 09:02:27

添付画像

Micro Execises during your day

このアプリが紹介されている Hacker News でもコメントの話題になってるんだけど、iOS しかも iPad に最適化してリリースされてるって時点で、凄く印象が悪いと思うんだよね。何か高度な科学技術計算のアプリとかならまだしも、万人とまではいわなくても多くの人々に関わりのある健康というテーマでリリースするアプリが iOS のユーザしか相手にしないというのは、ソフトウェア・エンジニアリングという子供でもできるレベルの発想では問題がなくても、サービス・アーキテクトという僕らのようなレベルで仕事をしている人間、あるいは本来の「マーケティング」とか「プロダクト・マネジメント」というレベルで仕事をしている人間から見れば、論外なんだよね。Android 版のリリースを最初から想定していないか、あるいは後回しでも先に iOS 版をリリースしちゃうって発想が。

だって、この手のアプリなんて、言っちゃ悪いけど既にたくさんあるわけで、このアプリは後発もいいところなんだよね。それならアイデアとしては既に「負け」なんだから、後発の利点はサービスやアプリの品質として established であることだけなんだよ。それが、別に急いで iOS 版だけ出して先行者利益を狙うわけでもないプロダクトが iOS しか開発してませんというのは、サービス設計として未熟であるか、あるいは後発企業のくせに Android 版のエンジニアを雇ってラインナップを揃えることすら手を抜いている、つまりは企業として未熟であるという自己宣伝にしかなってないんだよね。こんな「コモディティ」とまでは言わないけど、いまどき誰でも思いつくようなアプリでこれじゃあどうしようもない。

あと、コメントでも言われてたけど、そもそもこういうサービスって、なんでウェブ・アプリケーション、つまりブラウザで展開しようとしないんだろう。それなら Android も iOS もないし、それどころかスマートフォンを持っていない人にすらリーチするわけで、あとはよほど古くない限りは WWW ブラウザでアクセスしてもらえば済むわけだよ。プラットフォームの制約が少なくなるわけだから、どう考えても最初に考えるのがブラウザだと思うんだけど、ともかく何かサービスと言えば、まっさきにアプリを作ろうとするのが、もういまどきの自称エンジニアというか、アプリの自動生成ツールでも使ってるんだろうと舐められて終わりの子供の発想だと思うんだよね。

で、ちなみに僕も座っている時間が長いので軽い運動を続けようとは思うのだけど、別にアプリで管理なんてしなくてもいいと思っている。なぜなら、こういうことは昨日やらなかったから今日は2日分やればいいなんて問題ではなく、今日、いまここでやるかやらないかだけが問題だからだ。もちろん、1日に8,000歩ていどは歩くという目安を持っているなら、午前に散歩するか午後に散歩するか夜にするかで、午前に予定していなかった散歩を夜にやって「取り返す」という発想はしてもいいが、これを日や週のスケールでやるのは、一定のペースで運動するという本来の目標にとっては的外れなことなんだよ。これは、はっきり言って仕事や勉強ができるかどうかの違いにも関連すると言わせてもらうけど、その日にやるべきことをやらなければ、それはその日のマイナスでしかない。それは取り返せないのだ。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る