Scribble at 2022-03-31 11:05:56 Last modified: 2022-03-31 11:09:33

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有限会社関西バルブガイド製作所

大昔の話となるが、2000年頃に「有限会社関西バルブガイド製作所」という鉄工所で鉄の棒にひたすら穴を空けていくアルバイトをやっていたことがある。僕の日記では2000年7月21日から働き始めている。しかし、どうもおかしい。なぜなら、2000年と言えば僕は既に神戸大の博士課程に入っていて、2001年に中退しているため、ここでアルバイトしながら神戸大の入試勉強としてドイツ語の単語をカードで覚えていたという記憶と整合しないからである。ここでアルバイトしていた頃は既に神戸大の学生だったのだから、ドイツ語の勉強は不要の筈である。実際、ドクターの学生として神戸大に入ってから、良い悪いは別としても僕はドイツ語の本を読んだことが一度もないので、ドイツ語は殆ど授業でも自分の研究でも使わなかったのである。また、2000年7月5日の日記には、神戸大の哲学懇話会で成瀬(尚志)君がポパーと William Warren Bartley を比較する発表をしたと書いている。うーむ。記憶に混乱があるのか。じゃあ、ドイツ語の単語を2か月で3,000個くらいカードで覚えていたのは、どこでアルバイトしてたときなんだろう。

なお、その当時の日記を以下の通り採録しておく。

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そういえば、この会社で事務をやっている年配の人物が「僕の友人も工学部から哲学科に入って、論理実証主義とかをやってはったんですわ」と言っていた。工学部から哲学科に行って科学哲学をやる人は何人かいると思うが、まさか内井さんのことじゃないだろうな。さて、ようやく本命のバイト先で働きだしたところで、今回のバイト探しを振り返ってみる。やはりそろそろ年齢で切られるケースが増えてきた。そして、履歴書を提出させているのに、照らし合わせて詐称していないかどうか確認するためなのか、殆ど履歴書と同じことをアンケートみたいに書かせる会社が多かった。その中の一社・・・財団法人サウンドなんたら協会だったかな。あからさまに「信仰している宗教は何ですか?」とか「支持している政党はどこですか?」なんて質問をする。まあ組織の成り立ちからしてそういうことに敏感なのかもしれないが、こういう質問を臆面もなく口にするのはどうなのだろう。それと、案外コンピュータ関係のバイトがない、というか殆どヘルプデスクやエクセル先生、あるいは大量のインストール作業というのしかない(an とかで見ただけで応募はしてない)。酷いのになると、あちらこちらにインストールや PC の家庭教師として派遣されるらしい会社が「クライアントに向かう交通費は出ない」とか書いてた。時給 1,000 円で往復 500 円かかるところに2時間行くと実質の時給は500円ではないか。ひでえな。

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