Scribble at 2025-08-13 16:51:38 Last modified: unmodified
(CNN) 忙しくてジムにいけない人も心配いらない。毎日の習慣に少なくとも15分の早歩きを取り入れることで健康を維持できるとの研究結果が発表された。
栄養学と運動学(スポーツ医学やリハビリテーション医学も含む)という二つの学問分野は、正直なところ研究が始まってから間もない(とはいえ100年くらいは経つはずだが)ので、厳格な基準で観察されたり観測されたり測定されたデータが少なく、また観察研究のデータだけでなく機序を合理的に説明するモデルも確立していない。これらの分野の基礎には生化学などの有機化学があるわけだが、既にここでもご紹介したように、生物の身体で起きる代謝というプロセスは非常に複雑であるため、何を調べたり測定すればいいのかすら分かっていない生理反応もたくさんある。
なので、コーヒーやチョコレートが身体にいいのか悪いのかという、毎年のように記事が登場するくだらない話題だけにとどまらず、ウォーキングやジョギングについても不確かなことしか分かっていない。もちろん、多少の運動をする方が心身の健康にとって有益であるという雑な一般論くらいは語れるはずだが、その時間や量や強度については、はっきり言って各分野の大学テキストに明記できるようなレベルで確証されているとは言い難いわけである。