Scribble at 2023-12-21 12:01:55 Last modified: 2023-12-21 12:12:48

暫く使ってきた「IME Status」という IME のステータスを表示してくれるツールだが、このところ「一時的に非表示」というメニューを選択しても表示が消えなくなるという不具合が起きるようになった。これは、デスクトップをキャプチャーして研修動画を収録するときには、まぁまぁ困る。右下にポインタを隠すから大きな問題ではないし、出たら出たで Premiere CC でトリミングすればいいが、面倒には違いない。

そして、これは昔からの問題だが、やはり Visual Studio Code にポインタをフォーカスさせると IME Status の挙動が停止してしまうという致命的な問題は、やはり VSCode を常用しているだけに少しずつストレスが貯まってきていて、そろそろ限界である。かといって、他に IME なんていう欠陥ソフトウェアをサポートするツールがないのだから、困ったものである。

僕は、何度も書いているが IME というソフトウェアは単なる必要悪であり、可能ならコンピュータから日本語なんて追放するか、あるいは変換などという愚かで生産性を低下させる障害でしかない機能を放逐できるように、AI による自動入力の技術が向上し、ジャストシステムが倒産するくらいに普及することを期待したい。IME なんて、アジア人にとっては全くのハンディキャップでしかない。ローマ字入力なんていう生産性の低いことをやってる時点で、僕らは途方もない負担を強いられているのだということを、なんで産経新聞などがキャンペーンを張って訴えないのか。別にアメリカの陰謀だとは思わないが、少なくともニコラ配列の親指シフトを積極的に取り上げるくらいのことはすべきだろう。あれですら、やはり変換などという愚かな操作が必要なのだが。日本人で、自分の頭の中で「yakitori」と思い浮かべてから「焼き鳥」と頭の中で変換してものを考えてる人なんていないだろう。それと同じことだ。IME なんてものが必須であるかぎり、われわれはコンピュータで「思考する速さで文字を打ち出す」ことなど永遠にできないのである。そして、本来それは特別なキーパンチャーの才能なんて必要がない、誰にでもできるはずのことなのだ。アメリカ人なんて高校すら出ていなくてもパソコンでそれができる。

ともあれ、選択肢が殆どないので使わせてもらってきたが、かなり挙動に問題が多くなってきたので、今年で、というかいまから IME Status の利用はやめることとしたい。これで、いきなり英文を打とうとして「pひlsし」とか「pりんt」などとなる不愉快さが再び問題になるのだが、もうしょうがない。

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