Scribble at 2023-03-13 12:18:07 Last modified: 2023-03-13 12:20:24

本日は別の用事もあって出社している。或るサイトでサーバの PHP を 7.4 から 8.1 にメジャー・アップデートするとのことで、WordPress で運用しているために影響がないかどうか確認してほしいとのことだ。しかし、このレンタル・サーバのコンパネでは IP 制限がかかっているらしく、会社からはアクセス不能である。よって、WordPress の管理画面でしか裏方の様子が分からない

しかも、このところ WordPress で報告される事例が増えた、Cookie が有効になってる Microsoft Edge で Cookie を有効にしろと警告される問題のせいで、WordPress の管理画面にアクセスできないのだ。よって、いちいちブラウザを換えてアクセスしないといけない。どういうわけか同じエンジンの Google Chrome ではアクセスできるからだ。

それにしても、レンタル・サーバのコンパネにアクセスできない(FTP や SFTP や scp over ssh でもアクセスできない)状況で何をしようか。ひとまず WordPress の管理画面に入ると、広告代理店案件ではお馴染みのことだが、WordPress のバージョンはたいてい古い。かといって、挙動を何か別の環境で検証しているわけでもなく、要するに放置どころかアップデートする必要があるということすら自覚されていない。いや、それが分かってしまうと余計な管理コストが常にかかるので、いつものように無知なフリをしているだけという可能性もある。ということで、WordPress は5.8.4 であり、PHP 7.4 では動くものの、PHP 8.1 ではサポートされない。PHP が 8.1 にアップデートされたら、やはり最低でも WordPress はヴァージョン 6.x にメジャー・アップデートする必要がある。たいていの場合は問題ないが、メジャー・アップデートではデータベースの更新があるため、念のためデータベースはバックアップを取っておく方がよい・・・というところまではディレクターに先方へ打診してもらっているとは思うが、当日になっても全く反応がない。

こういう状況でやれることは一つだけだ。PHP が更新された後にサイトの表示を確認することである。WordPress の管理画面から WordPress をメジャー・アップデートする手順は取れるが、やはりデータベースをバックアップしてるのかどうかも分からない状況では勝手にやるのは怖い。それに、管理画面から WordPress をアップデートするときは、FTP の書き込みが発生するため、ウェブサーバの認証情報を入力しないといけない場合がある(ウェブサーバの実行ユーザとフォルダなどの作成ユーザが異なる場合があるからだ)。そういう要求が起きると、もうこちらでは何もできなくなる。

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