Scribble at 2024-03-10 11:45:25 Last modified: 2024-03-10 11:46:23

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昨日は、二週間おきに父親が独りで住んでいる実家へ行って食事を共にする日であった。夕方に着いてからしばらくすると、天王寺のコーナンで新しい電灯を買ってきたという。いまの電灯が古くなっていて、なんだか明かりが暗いのだという。確かに、電灯は内側と外側の二本が点灯しているけれど、二本も点灯しているとは思えないほど暗いように感じる。そこで、立ち上がって少し腕を伸ばせば電灯を取り替えられる身長の僕が取り替えようという話になった。腰の曲がった、そして手元もおぼつかない父親が椅子に登って作業するよりはいい。

電灯は内側も外側も、数分で交換できた。確かに新しい電灯へ交換したから、明るくなったのは事実だ。でも、明かりが点灯するまでにやたらと時間がかかる。僕らがやってきて帰るまでにリビングの電灯を消したり点けることはないので、あらためて消えている状態から電灯を点けてみると、こんなに遅いのかと驚いた。これは、あまり気にしない人も多いようだが、スターターを交換しないといけない。そこで、スターターの様子を見ようと思って指でつまむと、何かおかしな感触だった。プラスチック製なのに、スポンジをつまんでいるような感触がする・・・と思ったら、プラスチック製の上部がはらはらと崩れ落ちてしまった。酷いな、プラスチックがこんな風になるほど交換していなかったのか。これではスターターとして動いている方が不思議なくらいだ。ということで、スターターを買いに一駅ほど離れた量販店まで歩いてい買いに行った。往復で30分はかかったが、適当なものを買って帰ってきた。なお、ついでに隣に付いている別の種類のスターター(ネジのようになっている「E形」というタイプではなく、足が二本出ている「P形」と呼ばれるタイプ)も劣化している可能性があると思って買ってきたのは幸いだった。実際に、そちらも取り外そうとすると、ふにゃふにゃだったから、こちらも交換だ。

P形のスターターは慎重に取り外したから簡単に交換できたけれど、上部が取れてしまったE形のスターターは、かなり難儀した。上部の白いプラスチックが崩れ落ちると、中からスターターの本体が出てくるのだが、これを持って捻って外そうとすると、上の写真でお分かりのように、本体がちぎれてしまった。なので、ネジ状になっている下部だけが残ってしまったわけである。はたと困ったが、これはハサミを内側から当てて、切るときとは逆に刃を外側へ広げるようにして、そのままネジ状の下部を少しずつ回して外していくという面倒臭い作業を続けて、5分くらいでようやく外せた。

もちろん、両方のスターターを交換したら、点灯するのも速くなった。これで一安心だ。もちろん、電灯が明るくて点灯するのも速くなるというメリットだけではなく、もっと深刻かもしれない火災の予防になるからだ。あんな老朽化したスタータを放置していたら、そのうち何かのきっかけで発火しないとも限らない。実際、明かりを点けると点灯管や電灯管は高温になる。

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