Scribble at 2023-06-10 11:19:24 Last modified: 2023-06-11 23:43:33

添付画像

Tchaikovsky: 1812 Overture (Lorin Maazel and Vienna Philharmonic)

先の記事でご紹介したロリン・マゼールとベルリン・フィルの演奏は CD からリッピングしていなかったらしく、さきほどようやくリッピングして flac 形式でスマートフォンへ送った。オリジナルのレベルだと音が小さくて、スマートフォンの内蔵スピーカーでは聴けたものではない。イヤフォンを使うか、エンコーディングの際にレベルを上げておく必要があるけれど、もちろんやりすぎると良くないため、結局はイヤフォンを使うのがベターなのだろう。

なお、そのついでにジャケットを表裏でスキャンしておいた。現在のリバイバル版として発売されているアルバムとは違っているが、こちらが1980年代に僕が手に入れてから40年くらい聴いている CD のジャケットである。そういや、スマートフォンに移さなくても、CD として40年も聴けるのだから、やはりデータを記録した CD とは違って音楽 CD は再生時のエラー許容度が広いということが分かる。データだったら、もう5年くらいで一部が破壊されて読み取りできなくなるなんて頻繁にあることだ。音楽 CD なら、何バイト分かのデータが破壊されていても、たぶんヒトが耳で聴いても判別不能な影響しかないだろう。

ちなみに、この CD は自分で買った筈だ。神保町で CD 雑誌の編集者をしていた頃は販促品として「試供品」とレイブルの貼り付けられた CD をレコード会社からもらうこともあったが、これは高校時代に3,800円を払って買ったものだから、余計に思い入れがある。当時は CD なんていう「最新記録メディア」は、レコード店でも棚一つぶんくらいしか置いてなかったから、高校生で CD を買うなんてのは珍しがられたものだ。そもそも高校生が CD のプレイヤーを持ってること自体が珍しかったからだ(当時は高校で CD プレイヤーをもってたのは5人もいなかった。たいてい、音楽を聴くのはラジカセかターン・テーブルのあるコンポだ)。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook