Scribble at 2020-12-31 08:13:55 Last modified: unmodified

「世界一静かなスタバ」が今年6月、国内で初めてオープンした。東京都国立市にある「スターバックスコーヒーnonowa国立店」だ。聴覚障害を持つスタッフが中心となって働くこの店は、「手話の店」を意味する「サイニングストア」と呼ばれている。メニューを指し示したり手話を使ったりして注文できる。

「温めますか」と聞かれて驚いた 手話を使う私が体験した「静かなスタバ」

なるほど。これはいいな。障害のあるなしに関わらず利用できるという志向で、最初から universal design (= universality by design) を採用しているわけだ。実際、この手の店で困るのが「トール」だの何だのという気取った言い回しを客がいちいち口にしないといけないことで、自分でも(英語として正しく発音していればなおさら)日本人を相手に日本の店で何言ってんだろうと思う。メニューを指で示せば注文できるなら、その方が気楽だ。(従来の店舗でのように店員が復唱する、英語じゃなくて〈外来語〉をわざわざ聞かずに済むのも助かる。)

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