Scribble at 2022-11-08 14:57:14 Last modified: unmodified

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PHP Compatibility and WordPress Versions

専用のサーバでサイトを構築していながら、OS や PHP あるいは WordPress のバージョンを上げたりアップデートせずに放置している事例は、まことに多い。上場企業だろうと中小零細だろうと関係なく、これまで見てきた限りでは大半の会社がこういうことをやっている。で、サーバの入れ替えや移設、あるいは WordPress や PHP のバージョン・アップといった作業を引き受けたりすることが多々ある。恐らく、毎年のように1件はそういう事案がある。

OS や PHP についてはともかく、WordPress についてはバージョンごとに対応する PHP とかが分かればいいなと思っていたため、それでは自分でチャートでも作ろうかとしたのだが、試しに調べてみたら Automattic が既に上記のようなページを公開していた。惜しむらくは、WordPress の各バージョンが何年何月にリリースされたかも一覧で確認できれば便利だ。実際、僕らがクライアントにバージョン・アップを提案することもあるのだが(レンタルならともかく、専用サーバだと危険な事例があるんだよ。10年近く前から WordPress を更新してないとか)、単純にセキュリティの問題として危険だというだけでは説得力が足りないということが経験から分かっている。客にしてみれば、「いや、これまでも大丈夫やったし」で終わってしまうからだ。そうではなく、「古臭いものを使ってるのは上場企業としてもダサい」という、実はどうでもいい理由で攻めていかないといけないこともある。そのために、いま使ってるバージョンは8年も前のものだと言ったりする材料が必要となる。

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