Scribble at 2020-05-26 17:34:26 Last modified: unmodified

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カラーピッカーは、長らく KEEN さん(next-station.w3.to)が開発した "Colors" というプログラムを使っていた(左端)。NeXT OS のウィンドウ・マネージャで動作するプログラムを模した見栄えとなっていて、要するに僕が互換シェルのユーザとして NeXT や Linux の UI を色々と調べていた2000年代前半から15年くらいは使っていたことになる。動作が分かりやすくて簡単だったということから、ウェブ・ページのデザインでは自宅だろうと業務だろうと関係なしに使わせてもらっていた、僕にしてみれば「一品」と言っていいクォリティのソフトウェアである。もちろんクラッシュしたり動作不良を起こしたことなど一度もないし、ピッカーで選択した色のコードがブラウザで再現ミスを起こしたこともない。限られた用途での話だから exhaustive なテストとは言えないものの、僕が使ってきた経験だけに照らして言えば《完璧》なソフトウェアであり賞賛に値する。他にも、中央の pkColorPicker(color-picker.de)とか、右端の ColorMania(blacksunsoftware.com)も使ってきて、複数の機能を一つの画面に集約しているという理由だけで ColorMania を使うようになったのだが、Colors に重大な不足があるという話ではない。

ただ、僕がコーディングするときに拘っているだけのポイントなのだが、これらのカラーピッカーがどれも共通にサポートしていないものがある。それは、非常に単純だが、色の16進数コードを小文字で表記してくれないということだ。僕はコーディングするときに、むやみに大文字は使わないので、"#FFCF56" としか出力してくれないソフトウェアには、やや困惑させられる。できれば "#ffcf56" と出力してほしい。ColorMania は、Photoshop のカラー・ウィンドウにペーストするときの妙なフォーマット(つまり "#" がないコード)までサポートしているのだから、小文字くらいサポートしてくれてもいいと思うのだが。

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