Scribble at 2022-03-30 10:08:41 Last modified: 2022-03-30 11:29:08
Microsoft Edge を使っていて煩わしいのは、僕は HHK ユーザなので、ブラウザを使っているときはタブやウィンドウを閉じるために Ctrl + w を多用していて、ほぼ Ctrl キーに左手の中指を置いたままマウスでウェブ・ページをブラウズしている。すると、指を浮かせ続けることになるので、やはりふいに指の力が抜けて Ctrl キーを押してしまっているときがある。なので、これまたふいにページを zoom してしまうことがあるのだ。あまり自覚のない人も多いが、キーボードを使っているときに僕らは手の自重でキーを押さないように、無意識に指を浮かせているのだ。これがたいていの人の肩凝りや片頭痛の原因であり、テクノロジーを本気で信奉したり礼賛するなら、こんな「クズ」と断言してもいいキーボードなんてインターフェイス機器は、とっとと電気的に脳とコンピュータを接続するようなテクノロジーで駆逐するべきである。
しかし、そんな時代は僕らが生きている間には訪れないかもしれない。少なくとも、あと5年でキーボードが駆逐されるとは思えないので、キーボードを使わざるをえない。それでも職業的キーパンチャーとしても業務に携わっていたていどの高い適応能力はあるのが悲しいところだ。クズみたいなテクノロジー、しかも NICOLA 配列ではなくローマ字入力なんていう、日本語運用者にとっては不合理としか言いようがない操作方法に暫定的でも適応するなんて、有能な人間にとっては労力や時間の浪費でしかないのに。
ということで、なるべく不愉快な操作は避けたいとことなのだが、Ctrl を押しながらスクロール・ボタンを操作すると、ウェブ・ページの文字が拡大されたり縮小されたりする。もちろん、そうしたい人もいるのだろうから、そうできること自体は好きにすればいいのだが、そうしたくない人は機能を抑制できるようにするのがユーザビリティというものである。一部の人間の趣向を「ユニバーサル」だと誤解してすべてのユーザに「利便性の向上」などと称して特定の操作や機能を強要するのは、はっきり言ってファシズムでしかない。だが、上記の数少ないリソースが教えるところでは、どうやら Microsoft Edge だけでなく Windows そのものがサポートしている機能らしく、Optical Mouse の管理機能でどうこうするのは難しいようだ。しかし、だからといって AutoHotKey という追加のアプリケーションで入力を抑制するなんて、どうもやりたくない。もう少し、何か手がないか探してみよう。Microsoft Edge に関連するレジストリのキーとかで設定できないのかな。ひとまず、Ctrl + 0(ゼロ)で 100% の拡縮率に戻せることは分かったので、面倒臭いことになったら Ctrl + 0 を使おう。