Scribble at 2023-01-11 10:23:11 Last modified: 2023-01-11 10:56:38

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Amazon.co.jp で、traditional shaving の道具を扱っている専門のストア・フロント(事業者として専業なのかどうかは知らない)を見つけた。ぜんぶで三つほどあって、日本国内やアメリカあるいは北欧などが所在地となっているため、それぞれ別の運営元であろう。ただ、全ての事業者に共通しているのは、アマゾンでは非常に珍しいことだが、価格設定が良心的だという点である。古い剃刀を扱っているだけの古物商が髭剃り用品を扱っていたり、あるいはエステ系の業者が片手間に輸入して販売している事例では、シェービング・クリームにせよ剃刀にせよ、非常に高い。製造元の EC サイトで $10 ていどで販売されているプレシェーブ・オイルなんかが、アマゾンでは5,000円くらいで売られていたりする。いくら円安と輸送費などがかかるからといっても、4倍の値段は酷すぎる。その点、上記のシェービング用品を専門に扱うストア・フロントを構えている事業者は、現地での販売価格に1割か2割ほど乗せているだけであり、しかも Amazon Prime で送料が無料だったりする。逆に、そんな価格設定で利益が出るほど仕入れ値が安いのかと思ってしまうほどだ。

ということで、そういう店から試しに替刃を取り寄せてみた。左はトルコの会社である Derby の両刃替刃(5枚セット)で490円、右はエジプトの Lord という会社が製造している Shark というブランドの両刃替刃で399円である。お試しということで1枚あたり100円近くのコストになるが、正味の金額が少ないので簡単に注文して試せるのがいい。他にも、お試用として10種類の商品をセット販売している事業者もあるほどだ。それだけ数多くの種類が製造・販売されているわけである。いま使っている韓国の DORCO というブランドの替刃も、かなり慣れてきている。でも、切れ味はいまいちな印象があるため、他のブレードも試してみたい。だが、最初に剃刀と一緒に購入した DORCO のブレードは、まだ20枚以上もあるため、新しい替刃をホイホイと増やすのもどうかと思う。なので、試しに5枚ずつ他の商品を買えるのは助かる。そして、納得のいく商品が見つかれば、どのみち安いものだから、余った他の替刃は放っておいてもさほど心配がない。長く放置すると錆びてしまう恐れがあるため、保管には用心しないといけないわけだが、そのままにしても問題はないし、場合によっては廃棄しても憂いが少ないわけである。

そういや、トルコもエジプトもイスラム圏の国として髭を生やす習慣があるため、手入れに髭を剃るための利器が色々と発達していたり大きな市場があるのも分かる。そもそも髭が濃くて堅そうだから、良いブレードでないと剃れば誰でも痛いわけで、そら発達するわと思う。

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