Scribble at 2023-01-30 13:49:49 Last modified: unmodified

本日は、午前中にオンライン・バンキングで使っているパソコンのセットアップをしていた。これまで使ってきたパソコンは Windows 11 が動かないスペックであるため、5年以上の稼働で HDD の信頼性なども考慮して買い替えたのである。新しいマシンは DELL Inspiron のデスクトップで、Core i5 12400 + 16 GB RAM + 512 GB SSD で10万円を切る価格帯だ。用途は殆どブラウザでの作業に終始しているため、これでもスペックとしては高い方だろう。DELL からの直販で送ってもらい、先週には到着していたものである。

さて、セットアップするときに困ったのがモニターのケーブルだった。最近の標準的なパソコンの仕様なのか、HDMI と DisplayPort の端子しかない。うちは古いマシンが多いため、DVI や VGA のケーブルはあるが、HDMI や DisplayPort のケーブルとなると限られていて、色々なところを調べて、前のテナント・ビルで使っていたプロジェクターの HDMI ケーブルで何とかモニターに接続できた。

ところが、HP のモニターに映されたデスクトップの画面は、デスクトップ・アイコンで半分くらい全ての方向へはみ出てしまっている。なので、これも何台かのモニターで試して、偶然だとは思うが同じ DELL のモニターでようやく正しくデスクトップがはみ出さずに表示できた。これは、調べてみると、たいていのページではデバイス・マネージャでドライバを消して入れ替えるとか、Intel のグラフィックス管理ツールでスケーリングを調整するなどと書かれているけれど、これらは全て無効だった。モニターが HP 2210m と10年以上は前の製品だったから古すぎたのかもしれないし(HP のサイトで提供されているドライバは、既になかった)、HDMI には相性があるらしいので、それが原因なのかもしれない。

そして、ようやく Windows のセットアップである。最近はマイクロソフトのアカウントが必須になっていて、それを迂回するためにネットワークをわざと切るという裏技らしきものもあったが、現在はネットワーク接続が必須になっているため、これも無効である。それにしても、ネットワーク接続が必須でマイクロソフトにアカウント登録するのも必須とは、これまた知財の保護だのセキュリティだのと言っては購入者に無駄な工数や情報提供を求めてくる。もちろん、必要でも何でもないのに自分の個人情報なんてくれてやる義理などないわけで、こういう場合は法人ユーザであっても出鱈目な情報を登録するのが当然であろう。よって、いつものことだが出鱈目な氏名を入力して、生年月日は2000年1月1日としてある。また、バックアップとしてメール・アドレスを要求してくるので、これも僕がもってるドメインでないフリーのメール・アドレスを入力してある。

オンライン・バンキング用のパソコンであるため、いつものことだが、サービスの起動も明らかに不要なものは自動での起動を抑制した。Windows オーディオはもちろん、このマシンは有線で LAN に接続することが前提であるから、昨今はデスクトップ・マシンでも無線 LAN が有効になっているので、これも敢えて無効にしてサービスを落としてある。もちろん、これまでも数年にわたって経理担当者は無線 LAN の環境で銀行サイトにアクセスしてきているのだから、実績としてはさほど不安になることでもないだろうとは思うが、いざというとき、そのたった1回が企業の実務では致命的な結果となる可能性もある。

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