Scribble at 2024-05-17 12:01:33 Last modified: 2024-05-17 12:04:29
弊部は SSL サーバ証明書の発行とかレンタル・サーバの契約とか、他の部署との連携がある。なので、こちらで稟議を出して支出するタスクを年間で最初からまとめておき、他の部署というか経営会議メンバー全体で共有できるようにしておくのも便利だろうと思う。そうすることで、オンライン・サービスを運営するコスト感覚や、いろいろな手順というものが必要であることを理解する助けになるからだ。
また、僕としても軽微なルーチン・ワークをまとめておくことで、軽微であることを「些末」であることと混同してしまわないようにするメリットもある。SSL 証明書の更新、なかでも Let's Encrypt のような、いまやクライアントから運用費すらもらえないレベルのカスみたいなタスクは、もちろん crontab を使った自動処理で結果のメールだけを確認しているわけだが、いくらこうした軽微な作業であっても無視してはいけない。なにかのエラーで証明書が更新できずにサイトへアクセスするとエラーが出たりすると、ウェブ制作の客なんてロクに金も出してないのに、瑕疵だの顧客ファーストだの文句だけは幾らでも出すからだ。
そういう連中の相手をしながら堅実に金儲けするには、やはり最低限の工数で済ませるための自動処理(RPA だろうと Perl の on-liner だろうと)を確実にこなす知識と技術力が必要だし、つまらないことで揚げ足をとられないだけの用意周到さも必要だ。