2018年02月16日に初出の投稿

Last modified: 2018-02-16

フォーク並び(フォークならび、英: Single Line[1]、Single-Line Queue[2])とは、トイレ・ATM・窓口などが複数ある所に並ぶ際に、列を一つにし、あいたところに列の先頭の者が入る方式のこと[3]。食器のフォークのように、1列のものが分岐してゆくことからつけられた名前である[3]。

フォーク並び

確か、『トルコのもう一つの顔』(中公新書)等で知られている小島剛一さんが見たこともないとして、該当する現象が存在しないのだから新語として扱う必要がないと書いておられた。とは言え、そう書かれた頃から数年は経過しているのだが、いまだに見かけておられないのかどうかは分からない。もちろん、これがありふれた現象であることを疑いようもない人間にとっては、はっきり言って些事でしかない。こんなことは事実の問題であって、学術的な論証を要するような話ではないのだし、単に色々な土地や場所をごらんなさいとしか申し上げられまい。

ただ、このような並び方が至る場所で普及しているかと言えば、そうではない。スーパーマーケットのレジはこういう並び方はしない。銀行の支店にある ATM が何台か並んでいる場所や、会計口が幾つか並んでいる大型書店だと、昔から ATM がどれだけあっても並ぶ方はたいてい一列なので(この場合は「小腸並び」と言う人もいるらしい)、「フォーク並び」と特別に呼称する必要はないかもしれない。ただ、コンビニエンスストアなどで普及してきている、フォークのように見える客の捌き方だと、これは昔は見かけなかったことなので、新語としてもよいのだろうとは思う。要するに、わざわざ新しい現象であると言って何を含意したり誰を牽制したいかという話であり、これを新語とすることで一定の並び方を客に自覚させる意図があると理解すれば足りるだろう。特にコンビニエンスストアの場合は、レジの捌き方の熟練度が人によって違うため、或る店員のところに並ぶと特定の列だけが長く待たされることになり、これは客商売にとってよろしくない。

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