Scribble at 2021-02-15 13:14:24 Last modified: 2021-02-15 17:43:38

自宅では問題なく使っている Atom Editor なのだが、このほど会社で 1.54.0 にアップデートしたら、ワードラップが無効になってしまった。正確に言えば、メニューの「表示」から「自動折り返しの切替 (W)」という項目を選んで何回か切り替えているとワードラップするようになるのだが、Atom を終了して起動しなおすと再び元に戻ってしまう。また、「設定」の画面で画面の右端でソフトラップするといった項目を有効にすると、困ったことに１文字ずつワードラップ（つまり１文字ずつ改行）してしまう。これではだめだ。

Atom は syntax heilight だけでなく UI の色も細かくカスタマイズできるという理由で、自前のテーマ・ファイルを作ったりして業務にも使ってきたのだが、考えてもみれば毎年のように何らかの問題が起きて、調査したり対策を講じたりで、その間はムカムカしながら仕事をしなくてはいけない。色が変になるくらいならともかく、ワードラップはテキスト・エディタとして基本的な機能の筈であり、自分たちがアップデートを適用したプログラムをローンチする間に使ってみることすらしないのかと呆れてしまう（こんなものは本当に Atom を仕事に使ってるなら、起動してものの数秒で気づく筈だ）。

そろそろ、こういうことを何年も繰り返すのは馬鹿馬鹿しいし、次にいつどういう問題が生じるのか分からないのでは、そもそもアップデート自体を停止せざるをえないのだが、アップデートしてもよいと判断できるのがいつのことなのか、結局は自分で適用して使ってみないと分からないのでは、もう地雷としか言いようがない。そろそろ見た目のカスタマイズといった些末なことにこだわるのはやめて、ディフォールトのテキスト・エディタを xyzzy に戻そうかと思っている。ただ、xyzzy ではプロジェクトといったツリー構造のファイル一覧がサポートされていないため（確か公開していた人もいたと思うが、xyzzy 自体も開発が停止していて、拡張機能がまともに動く保証もない）、こればかりは何か代替の手段がほしい。もっと昔なら NoteTab Light を使っていたので、これも一つの選択肢になりうる。

・・・というか、幾つか試してみたのだが、Visual Studio Code で暫くやってみよう。

[追記]

自宅で Atom のバージョンを確認しようと思ったら、About 画面がエラーで開かない。これは頻繁に起きるエラーだ。自宅でも会社でも、この手の下らないエラーがよく起きる。とても業務の道具として使えるような安定性がないと思う。