Scribble at 2023-03-29 13:09:36 Last modified: 2023-03-29 13:19:12

昔から、テレビのタレントというのがよく分からない。吉本新喜劇の役者とか、あるいは漫才やコントで売れた人たちがバラエティ番組の司会をしたりゲストに出たりするのは分かるけど、よくわかんない人たちが急に冠番組とかやってるのって意味わかんないんだよね。たとえば大阪だと、ロンドンブーツ1号・2号って、もともとなんの芸人なのかぜんぜんわかんないうちに冠番組やったり大物扱いになってるけど、あれ大阪の人間でも何が評価されてるのかぜんぜん分からないんだよ。それから東京だと、Twitter でトレンドになってた阿佐ヶ谷姉妹も、そもそもテレビで芸をしてるとこ見たことないんだよね。要するに関東ローカルの雛壇芸人を敢えてフィーチャーしてるわけでしょ? よくある、売れない芸人に対する「いじくり」っていうやつだよね。

それでも、お笑いはいい。もっと分からないのが、元アイドルでもなければお笑いでもなく、かといってファッション・モデルとかグラビア・モデルでもない、なんか気さくに喋ってるだけのねーちゃんだよね。あれ「タレント」って言ってるけど、テレビ番組で単に気後れせずに喋れる才能(タレント)って意味なんじゃないの。なんでお前はテレビ番組で大口開けて笑ったり喋ってるんだよって人がいっぱいいるんだよね。まぁ色々な事情はあるんだろうけど。大物タレントの二世とか、帰国子女だとか、あるいは LGBTQ だとか。いまだに日本では「帰国子女」、つまり日本語と英語を話せるというのは芸みたいなものだと思われてたりするからなぁ。あと、良し悪しの議論を別にして、LGBTQ もテレビでは一種の芸人扱いだよね。実際、おねェキャラの人が政治討論番組の司会とかやらないじゃん。ワンピースを着た髭ヅラの人が NHK の科学番組のレポーターとかもやらないでしょ。でも、海外だとそろそろ LGBTQ か移民かとかに関係なくニューズ番組のアンカーをやったりする事例が出てきてるし、別にそんなのわざわざ「ダイバーシティです」とか宣伝する必要もないという価値観が広まってるのではないか。

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