Scribble at 2025-09-23 18:03:28 Last modified: 2025-09-24 18:40:04
発売される前からバッテリーの駆動時間やバッテリーの容量について懸念が出ていた iPhone Air なのだが、もちろんバッテリーがもつかどうかは使い方による。そして、この何日かの記録を眺めていると、たとえば上記のように Safari を40分ほど使うだけでバッテリーを10%も消費している。これは異常な消費量に思えるが、最近の未熟で無能な若造が実装しているウェブ・ページを考えたら、十分にありえる。つまり、ユーザが閲覧しようがしまいが、まず最初に DOM つまりはメモリにコンテンツを展開してから、必要に応じて表示するというのが、都内あるいは西海岸のクルクルパーな React 馬鹿どもが実装する「クールなページ」なのだ。あるいは、Safari は一部の広告表示をカットしてくれるが、最近は無造作に巨大な動画を埋め込んだ広告も多い。よって、単にブラウザを使ってページを眺めているだけとは言っても、YouTube や Amazon Prime で映画を観ているのと変わらない転送量を使って本体のパワーも消費している可能性がある。
標準的に推奨されている運用では、80%まで充電してから20%までバッテリーを使うとされているから、60%ぶんの電気が 40 x 6 = 240 つまり4時間でなくなってしまうのだから、いかに iPhone Air のバッテリーが貧弱だと言われているからといって、これは異常だと言う他にない。たぶん、他のモデルあるいは Android 端末でも似たようなことが起きるであろう。
こういう状況を見ていると、昨今の「検索せずに AI で調べる」というトレンドは更に助長される他にないと思う。通常のウェブ・ページでこれだけの無駄なエネルギーを浪費させられるのだから、おいそれと検索結果のページにアクセスなんてするのは、色々な意味で無駄であるという印象を多くの人がもつようになるだろう。それが、新聞のサイトだろうと、学者のブログだろうと、バッテリーを無駄に使うだけで目当ての情報がストレートに出てこないとあれば、みんな AI に質問して直に答えを教えてもらうほうがいいと考えるのは当然だ。これは、タイパがどうのこうのという話ではなく、リスク対策や合理性という、まことに妥当な理由である。こういうウェブ・ページの作り方や広告配信を続けていたら、どのサイトであろうと自滅的な末路をたどる他にない。もし個人サイトも含めて、ウェブのコンテンツというものが自滅することになれば、もちろん生成 AI はウェブ・ページを「えさ」として育ってきたのだから、他に生成 AI の教師となりうるコンテンツが公的機関や学術論文くらいしかなくなると、WWW というのは勃興期のコンテンツに退化していって消えてしまうのではあるまいか。もちろん、だから何だと言われても、特に哲学者としての僕はなんにも困らないわけだが。
[追記:2025-09-24] 実際、今日の朝に85%まで充電した iPhone Air を、ほぼ12時間後まで使い続けたところ、Safari で色々なサイトを見たりセずに Google Chat やメッセージ+、あるいはカメラで撮影するといったことだけに使っていたら、12時間が経過した18時30分現在でもバッテリーは75%にしか減っていない。ブラウザを殆ど使わないだけで、これだけバッテリーはもつのだ。実際、スマートフォンを使い始めた頃から、充電なんて2日か3日に一度くらいが当たり前で、Apple Watch のように毎日の充電なんておかしいだろうという感覚だったから(もちろん Apple Watch はスクリーンに時刻を表示するだけではなく、常に心拍数などを測定しているからバッテリーの消費が早いわけで、それはそれで理由を知ったら納得できる)、もちろん実際にこういう結果が出ているのだから、iPhone Air のバッテリーが貧弱だとは思わない。要するに都内の三流ベンチャーや大手でもクズみたいな React 馬鹿が実装した、JavaScript と動画広告がてんこ盛りのサイトへアクセスすると、こうなるのだ。