Scribble at 2021-01-31 11:54:00 Last modified: 2021-02-02 19:10:44

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Switch Science という販売代理店を利用して、Raspberry Pi Zero W や幾つかの部品を手に入れた。また、先週の金曜日に梅田のヨドバシカメラでもケーブルや変換アダプタを買ってきて、工作の用意ができている。詳しい経緯は後から記事としてまとめる予定だが、ひとまず手始めに幾つかやってみた。

まず基板を専用ケースに入れたり、Raspberry OS を microSD カードに書き込んだりしてからケーブルを繋いで Raspberry Pi Desktop のブート画面を出すところまでは行ったのだが、そこから何も進まなかった。画面の左上にカーソルが点滅したまま、たぶん初期設定でもしてるんだろうと思って待っていたのだが、20分ほど何の進捗もない。いくら貧弱なスペックのコンピュータとは言え、GUI の OS が動くていどの処理能力はあろうから、20分が経過しても反応がないのは変だ。そういうことで、これは何かが間違っているのだろうと考えて、いったんケーブルを全て外して、開封したときの状態にまで戻した。

OS の起動画面らしきものは出ているから、イメージを microSD カードへ書き込むのに失敗したようには思えなかったのだが、GUI なんてものに頼るからだめなのだ。今度は Lite 版の OS を入れてみて、ついでにモニターやキーボードをいちいち繋ぐのも面倒なので、無線 LAN や Bluetooth に対応したボードをせっかく買ったのだから、ssh で Windows マシンから制御するのが理想だ。

[追記]

ということで、今度は "headless" と呼ばれるモニターやキーボードを使わずに OS をインストールする方法を試している。Raspberry Pi zero W は無線対応なので、ネットワーク設定した OS さえ入れてしまえば、あとは LAN 経由で ssh を使って Windows マシンからアクセスできるからだ。実際に Raspberry Pi を設置する玄関付近(チャイムの音が奥の部屋まで聞こえないから、スマートフォンで Bluetooth 経由で音を鳴らすのが目的)まで、パソコンからケーブルを伸ばそうとは思わないので、わざわざ無線対応のモデルを購入したわけである。

ただ、この手続きについてもそうなのだが、公式のドキュメントは簡単すぎて話にならない。それに、愛好家個人が書いているウェブ・ページにしても、国内外を問わず、自分の環境でたまたまうまくいった手順だけを書いている人が圧倒的に多く、はっきり言って参考にならない。というか、10を超えるページを色々と眺めて、自分の環境ではうまくいくかどうかを試しながらやっている状況だ。それにしても、いま Macbook Pro で Raspberry Pi OS の Lite 版(GUI なし)を公式サイトからダウンロードしているのだが、下りで 800 Mbps ほど出ている NURO のネット環境でも、たかが 400 MB のイメージ・ファイルをダウンロードするのに30分以上はかかっている。夜だと欧米では昼間なので、これは日本の日中にやった方がいいだろう。

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