Scribble at 2023-05-01 08:11:40 Last modified: unmodified

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【ニューヨーク=小林泰裕】米SNS大手ツイッターを買収したイーロン・マスク氏は4月29日のツイートで、報道機関が記事1本ごとに利用料金を徴収できる仕組みを5月から導入することを明らかにした。利用者は定期購読料を払わなくても、関心を持った記事を読めるようになる。

ツイッターで記事1本ごとに課金、定期購読料が不要なサービス導入へ…マスク氏が表明

メディアの側が対応するとは限らないので、決済の仕組みとして新しく導入するとは言っても、別に目当てのメディアの記事を個別に読めるかどうかは不明だ。たとえば、僕は個々の記事ごとに NYT とか The Atlantic とか New Yoker とか The Economist の記事が読めるとありがたいけれど、それらのメディアが上記のようなアクセス方法と決済に対応しなければ、こんなのはマスクが勝手に言ってるだけのことでしかない。

何度か書いてきたけれど、いまのところ僕は月額課金で安いメディアしか購読していない。まぁ幾らでも金があるわけでもなし、あたりまえのことだろう。日本に限らず、標準的な家庭であれば新聞のようなメディアを1紙だけ月額で購読し、雑誌をたまに出勤したり出張する途中で買って読むていどだろう。いくらデジタルだモバイルだと手軽になったくらいで、紙と大差ない新聞や雑誌の購読料金を何紙分も払うようになるわけがない。したがって、いま購読している Aeon の $5 は安いし月額料金だから購読できるが、他にも The Atlanic を購読したいと思っているけれど、ここは月額の決済プランがなくて年間の購読料金をいっぺんに払わないといけない。これは、いちどに出費が多くなるため、どうにも困る。

ただ、多くの人は気にしていないだろう。なぜなら、クレジット・カードで支払えば、リボ払いだと月額料金を払うのと変わらないからだ(実は手数料や利息を払うので、どう考えても無駄なコストがかかるのだが)。

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