Scribble at 2020-06-08 11:57:28 Last modified: 2020-06-08 12:02:53
Black Lives Matter の「公式サイト」で販売していたラバー製のブレスレットを $4 で買おうと思ったのだが、PayPal のデータを登録しても先に進めなくなった。なお船便が $8.36 かかって、合計の費用としては 1,353 円となる。もちろん面倒臭いことは情報セキュリティの実務家だろうと嫌なものは嫌なので、これはもう購入するための手続きをいちいち調べたりはしない。ふつうに消費者が操作して買えないものは、アフォーダンスなりユーザビリティの失敗があろうかと思うが、僕らの非ではなく、買えないものを買えるようにするまでの商品でもなければ、買わない。これは当然だし自然な判断だと思う。そもそも、"Black Lives Matter" というスローガンに(全面的にではなくとも)支持を表明したいのであれば、何も「公式アイテム」に頼る必要はないからだ。自分で勝手に腕輪を作って使うと《イカサマのアクティビティ》になるのか、という話である。イカサマで困るのは、それを間違った理解や判断のもとに訴えているイカサマ野郎であって、スローガンは "Black Lives Matter" という単なる文字列だ。