Scribble at 2021-12-01 09:43:56 Last modified: unmodified

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寝室でスマートフォンの充電に使っているケーブルを新調した。確か以前に書いたかもしれないが、RAMPOW という中国系の会社が製造している、かなり硬くて取り回しが難しいけれど、それなりにしっかりしたケーブルへ交換したのであった。

ちなみに、仕事に矜持をもつ人間なんて東大阪や江東区に限らずどこの国にでもいるわけで、既に日本の「ものづくり」工場のレベルなんて軽く凌駕する品質の製品が中国や韓国やベトナムでも発売されている。この20年くらいのあいだに、「イノベーションの逆説」さながら、過去の業績に胡座をかいて既存の技術レベルだけを「ものづくり」と称して自己賛辞だらけのイベントや書籍をバラ撒いて集団催眠にかかっているあいだに、日本は技術レベルどころか基礎科学の分野でも中国や韓国や台湾に追い越されたのだ。また、この程度の事実を言うだけで Twitter ではクソリプを投げつける、未熟で無知な「愛国者」と称するお歴々が、逆に我が国の未来の足を引っ張ってきたのだ。いったい、どちらが亡国の輩なのか。ともあれ、そういう冷徹かつ単純な事実を認めるところから何をすべきかを考えるのが、まともな経営なり起業を担う人材の思考であろう。ちなみにオンライン・ゲームやアニメーションでも、あと10年くらいで日本は「後進国」として下請けの単純作業を受託するような国家に成り下がると思う。なぜなら、いまだに宮崎駿やガンダムやドラえもんや NARUTO しか海外で売れる作品がないからだ。ゲームに至っては FF とポケモン以外に海外のユーザがプレイしてるゲームなんて18禁のタイトルくらいだろう。

さて、では RAMPOW のケーブルを使うまでに、どうやって充電していたのか。それが上記の写真で紹介するケーブルだ。USB A から大昔の携帯電話に充電するコネクタのケーブルがあって、それに au のアダプタを接続して micro USB に変換し、更に micro USB コネクタへ USB Type-C に変換するアダプタを使っている。はっきり言って、充電の速度は低い。それに、これだけ接ぎ木しているため、安定して使い続けられるかどうかも分からなかったのだが、ひとまず USB Type-C で充電する機種を使い始めてから2年近くは問題なかった(但し、外出するときは念のため電源ケーブルを抜いていた。こういう小さなケーブルでも家庭用のコンセントに接続しているのだから、出火するリスクはある)。しかし、こういう状況を続けるのは、とても良いとは思えない。そこで、接ぎ木せずに充電するケーブルに交換したわけである。確かに、そういうケーブルでも出火する可能性はあるため、外出するときにコンセントから通電しないように引き抜くという習慣は維持している。

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