Scribble at 2021-10-14 22:51:36 Last modified: 2021-10-14 23:02:04

Google Backup and Sync が Google Drive に名前だけロール・バックしたのは、既にご承知かと思う。そして、新しい Google Drive となって著しく困っているのが、会社と自宅で同じ設定(つまりミラーリング)で運用していると、いつの間にか更新したファイル(たとえば、この落書きのテキストを保存しているデータ・ファイル)が勝手に自宅と会社の Google Drive でお手玉のようにコピーしあってしまい、最初に自宅で落書きを書いて生成したテキストのファイル名が「20211014223830」だとすると、それがいつのまにか「20211014223830 (1)」になっていて、そしてしばらくすると「20211014223830 (1) (1)」となり・・・ファイルを生成してから、わずか10分でファイル名が「20211014223830 (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1)」となってしまう。これではだめだ。

そこで、いまのところは自宅の Google Drive を終了させているのだが、どちらかと言えば会社の Google Drive を停止するべきなのだろう。なぜなら、もう会社には週に1回しか出社しないので、ファイルがおかしくなって困るのは会社よりも自宅の環境だからだ。そういうわけで、自宅と会社でクラウド・ストレージを使ってファイルを同期するという運用そのものを見直して、会社では業務用に運用している Dropbox だけを同期するようにしよう。実は Google Drive で同期しているフォルダは Dropbox で同期しているフォルダの下層にあるため、Google Drive の同期を止めても自宅と会社とでファイルの共有が止まる心配はない。

それにしても、こう考えてくると、会社で何をするのか決めてから出社しないと、かなり無駄なことになる。いまのところは書類を扱う必要がある業務をまとめて会社でやっているのだが、プライバシーマーク関連にしても、いま全ての帳票・記録類について電子化しかもオンライン化を進めている。それゆえ、紙を扱う必要がなくなれば、出社して僕がやることと言えば、ファイル・サーバの点検とか、実機を見たほうが解決が早い何かの機器のトラブルといったことだけになる。ああ、あとはプライバシーマークの審査は紙のやりとりが原則なので(更新審査のたびに、全ての規程類と記録類の雛形とサンプルの記録類を、全て紙に印刷して監査機関へ送付するのである)、これも出社して対応しなくてはならない。だが、そういうことも2年に一度だけの作業だ。実際、弊社の更新審査は12月だが、もう準備は殆ど終わっている。監査用の記録や帳票ををプライバシーマークのコンサルに捏造ないし創作させて応対している多くのイカサマ企業とは違って、弊社は専任の Chief Privacy Officer が普段から運用している書類を整理すれば監査に対応できるからだ。

ということで、会社でしかできないことを積極的に見つけたり作っていかないといけない。確かに、同じ日に出社している人達と話すことも一つの案だとは思うが、彼らにしても僕と雑談するために、わざわざ会社に出てくるわけではないのだから、安易に「コミュニケーション」を万能のマネジメント・ツールであるかのように錯覚するようなヘタレ部長ではいけない。

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