Scribble at 2025-11-01 11:56:29 Last modified: unmodified
興味深いのは、iPhone17シリーズも含めた新型iPhoneにおけるiPhone Airのポジショニングを踏まえた販売動向の見立てです。
いい加減な記事だなぁ。やっぱり、社会科学系の学位もなければ、マスコミで働いた経験もなく、メディア・リテラシーの訓練をしていない素人が勝手にコンサルやライターを名乗って書いてるコタツ記事の類かな、このサイトも。
ふつう、複数の解釈や意見を比較するときは、時系列の問題を無視して良い普遍的な価値を論じているならともかく、時系列が重要な意味をもつ事実にもとづく解釈や意見を比較するのであれば、それぞれの解釈や意見がもとにしている背景知識や事実を揃える必要がある。たとえば、或る事件について複数の解釈を比較するときは、それらの解釈を述べている人々が同じだけの情報をもっていると仮定し、もし一方が情報を十分にもっていないなら、それはただの無知のせいなのか、それとも素人であるがゆえにソースの調べ方がわからないのか、あるいは業界知識であるために門外漢には経験として得られないような知識なのかとか、そういう色々な事情を考慮して、一方がどうしても正当な手順で得られないような知識をもとに比較する場合は、その知識や情報を無視しても言えることや比較できることだけに制限する必要がある。
・・・といったことをやるのがまともな手続きで、大学院の博士課程に進んだような人間なら、ものごとを研究するにあたって、自然系であろうと人文系であろうと(まともな指導教官から)叩き込まれるのが当然だ。そして、わたしはしがない素人でござい、無知なマスコミでございと、100年以上にわたって無知無教養の分際でケツをまくってきたのが、日本の出版・報道関係者(特にテレビ局やラジオ局の連中)なのである。まったくもって、情報や知識を扱うこれらの人々こそが、日本のメディア・リテラシーや知的・文化的な民度の下方圧力となってきたのである。そして、いまやマス・メディアに並んで気軽に影響力をもつのが、こうした素人やアマチュアのサイトや動画やツイートであり、ウェブを中心に日本の知的状況は悪循環の一途を辿っていると言わざるをえない。
そもそも、上の記事で比較されているのは、ここ最近の報道をもとにした推測と、iPhone Air が発売されるよりも半年ほど前に書かれた推測である。どちらも予想には違いないが、明らかに時系列が異なっており、特に後者は iPhone Air の売れ行きという重要な事実が起きてすらいない状況で書かれた、全くの当て推量の類である。比較すること自体が、中学レベルの議論だ。