Scribble at 2022-07-07 21:54:22 Last modified: 2022-07-08 22:36:13

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どうも最近の Google Maps は、写真の地図でもディフォールトのラベルが消せなくなっている。おかげで、どれが自分でプロットしたラベルなのか、ぜんぜん瞭然としない。

もちろん、世界最大の守銭奴として当然の「マーケティング」なのだろうけれど、やはりそのうち客は他に代替案を選択できるスキルが身につけば逃げてゆく。しょせん、こんなサービスは客がバカや怠惰で〈あり続ける〉ことに依存するしかない、不道徳な仮説の上にしか成り立たないものだ。

もちろん、ホリエモン、ひろゆき、山形浩生、それから池田信夫君らをはじめとするリアリストやリバタリアンなら、それは凡人の性とか「業」というものだと言うであろう。でも、人は生まれながらにして凡人であると言っていては、いつまでたっても啓蒙や画期的な進展など望めまい。そして、結局のところ彼らのような物書きや学者は、凡人がいつまでも怠惰で凡庸でバカであり続けることに依存してしか商売ができない、これまた不道徳な仮説の上で学問に携わっているのではあるまいか。

そういうわけで、再び「鹿持雅澄関連地図」のページと Google Maps の地図を掲載したが、他の表示方法を探そう。そろそろ Google Maps は他にも使い勝手が悪くて頭にきていたところだ。

ただ、OpenStreetMap は Wikipedia みたいなもので、オリジナルの地図が作れるのかどうか調べてみないと何とも言えない。また、「Google Maps の強力な競合」などとメディアに宣伝させていると思われる Mapbox は、有償プランでの商用利用が前提のサービスであり、ユーザ登録するときにクレジット・カードの情報が必須である。こんな危険で(無料のプランで使うユーザもカード情報を渡すということだから、要するにカード情報を Mapbox が保有し続けるということ。決済のたびにカード会社へ API 接続するために一時的に情報を渡すならともかく、決済の必要があるかどうかも関係なくカード情報を保有させるなんて、これほど危険なことはない)不当なバーター取引には応じられない。

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