Scribble at 2022-09-17 13:04:14 Last modified: 2022-09-21 07:59:43

昨日は夕方まで会社に出ていて、それから休憩に入ると同時にフレックス・タイムのコア・タイムが16時までとなっているため、そのまま退出して帰路についた。いつもならフェスティバル・プラザに立ち寄ってインデアンカレーで昼ご飯としたいところだが、このところ15時台でも客が入っていて、何となく入りにくい。そんなこんなで、もうインデアンカレーは1ヵ月ほど食べていない。かつては週に3回ほどアヴァンザ店に行っていたことを思うと、隔世の感がある。けれど、新型コロナウイルス感染症の流行があろうとなかろうと、僕は生来の質として混んでる店に入ったりしないので、どのみちこれからも混んでるときは入らない。アヴァンザ店へ足しげく通っていた頃も、わざと客が途絶える時間帯(初めてインデアンカレーに入ったときは、同じカウンターで店員が賄いを食べていたほどだ)に行っていたのだから、どのみち客が入ればこれからも同じことである。皮肉なことだが、常に混んでいて繁盛してる〈店舗〉には、その商品がどれほど素晴らしいものであれ、入店したくないのだ。食事するに及んで豚みたいに他人と並んで食うなんて、文明国の(いや、逆にジャングルの未開部族でも)人間様のやることか。

というわけで、そそくさとフェスティバル・プラザを後にした。実は月に一度の割合で、これまではフェスティバル・プラザで他に買い物をする習慣があった。かつてフェスティバル・プラザには Jupiter という輸入食材の店があったので、そこで Fisherman's Friend をまとめて4つか5つほど買う習慣があったからだ。そして、そのついでに連れ合いの好物である Toblerone のパックとかを買っていたのだが、もう Jupiter は閉店してしまったので、Fisherman's Friend を手に入れようとすれば、同じ Jupiter がクリスタ長堀にあるため、そこまで寄り道しなくてはいけない。よって、もう長らく Fisherman's Friend を切らしているので、昨日はそのまま地下鉄で四ツ橋まで行って、そこから地下道を延々と歩いてクリスタ長堀を Jupiter まで行ったわけである。

大阪は、ご存じの方も多いと思うが、地下街が多い。「ダンジョン」やら「迷宮」の異名がある Whity うめだをはじめとして、僕が子供の頃は両親とたびたび歩いた虹のまち(現、なんばウォーク)、それからクリスタ長堀に、会社の近くにあるドージマ地下センター、あるいは船場センタービルの地下ブロックも地下街と言えるし、阿倍野にも小規模な地下街が連結されて点在する。でも、こういうことを大規模に丁寧に調べた著作物や研究成果は、不思議なことに少ない。大阪と言えば、何かといえば「大大阪」なり船場なりといった企業の話か、あるいは同和地区や在日朝鮮人や沖縄出身者地区や釜ヶ崎といった、岸君らが得意とするアンタッチャブル系のネタばかりが研究テーマとなり、それ以外の都市計画や商店街などについての研究は、万博などで大阪の本は出ているものの、はっきり言って三流の建築学者や三流の都市計画論の研究者、あるいは歴史や社会学どころか都市計画論や区画整理についてすら素養がない建築家が中学生の自由研究レベルと言ってもよいクズみたいな作文を出版しているのが実情だ。はっきり言って、ここ10年くらいの間に出版された、大阪という都市に関する本は全て読まなくてもいい。図書館で『大阪府史』などを借りて読めば、中学を出ている成人なら同じていどの見識が身につくはずだ。

ということで、えんえんとクリスタ長堀を歩いて、Jupiter で目当ての Fisherman's Friend を買ってから、ついでに向かいの書店で Signo 307 の替え芯を物色してみたら、今回もちゃんと何本かあったので、0.7 mm の黒と 0.7 mm の赤を買い占めてきた。が、満足したはいいが昼食をどうするかという問題が残っている。もちろん、クリスタ長堀は観光客も平日だろうとやってくるため、ここのインデアンカレーは入れた試しが殆どない。なんとか客が少ない幸運なときに、これまで2回ていど入れたのがやっとだ。そういう店に最初から期待して足を向けるのは無駄であるから、さっさと地上へ上がった。目当ては、長堀橋の交差点付近にあるファストフード店だ。長堀橋の交差点で南東方向の角から東、つまり松屋町や玉造方面に向かうと、松屋、吉野家、そして福島上等カレー BR が軒を並べている。そして、どういうわけか客が思ったよりも多くないのが助かるのだ。あのあたりはミナミで働く〈玄人さん〉や出入りの業者が食べにくるため、日中はさほど混んでいないのだろう。なお、着いた時刻は15:30前後であったから、福島上等カレー BR はシエスタなのか夕方以降の仕込みをするのか、他の梅田などの店舗でも開店していないため、ここは最初から眼中にない。そして、松屋と吉野家で比較すれば、やはり久しぶりに牛丼を食べたいので、吉野家へ入った。確かにここはいつも日中は混んでなくて助かる。そして、久しぶりの吉野家なので、おもむろに特盛を注文する。ついでにサラダのセットもだ。久しぶりに食べた吉野家の牛丼は、やはり食べ応えもあるし、うまい。こればっかりは、いくら高齢者となっても並盛なんて食べてはいられないという気がする。

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