Scribble at 2022-02-16 10:27:06 Last modified: unmodified

閉鎖理由としてBoundlessは「米国本社のグローバル戦略に伴い、このたびの決定となった」と説明。今後は「当社のグローバル戦略に沿って進化を続け、日本でのビジネスニーズにお応えできるようなソリューション提供に取り組む」としており、同社が手掛けるDSPなどの広告ソリューションに注力するとみられる。

「エンガジェット日本版」「TechCrunch Japan」終了へ 5月1日で閉鎖

まえまえから本家の TechCrunch と比べてあまりにも法律やセキュリティの話題を軽視していてけしからんと断罪していた日本版の TechCrunch だが、そもそもメディアとしての力がなくて閉鎖されるらしい。もちろんアメリカ独特の話題を翻訳しても日本でニーズが少ない場合は理解できるが、セキュリティやプライバシー関連の話題を殆ど翻訳せずに無視してきたわけで、これは一部で「人買い」と呼ばれているトランス・コスモスが運営していた頃から日本版の編集方針だったようだ。なので、僕はすぐにフォローするのをやめてしまったし、本家も(アーリントンというファウンダーへの評価はともかくとして)AOL に買収されてからは更に広告媒体としての使われ方に変質するであろうとみて、殆ど無視するようになった。

もちろん、それ以降の僕自身の IT なり IT ベンチャー業界に関する知見が低くなったとか、感度が下がったなんてことは全くない。情報源としては遥かに信用できる Hacker News や Techmeme のような媒体を利用している限り、少なくとも分量として不足することはない。よって、本家も含めて TechCrunch が宇宙どころか人類史から消えてなくなろうと、僕にとって何の不都合もリスクもない。記憶したり思い出す必要が生じるだけでも面倒臭いだけなので、さっさと消えてしまえばいいね。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook