Scribble at 2022-10-31 11:07:35 Last modified: unmodified
いくつかテキスト・エディタを使ってきて、いわゆる「ミニ・マップ」というペインを画面に表示するのは止めることとした。
使い始めた頃は、僕自身が書いているコードの見晴らしがよくなって、どのあたりが該当するコードなのかをミニ・マップのへこみ具合で推定できるという利便性を感じていたのだが、それはミニ・マップにコードの殆ど全体が表示されるような、少ない行数でコーディングする傾向にある僕のコードだけに言えることであり、それ以外の大半のコードではプログラム全体の見晴らしなんてないわけだし、HTML のソースだと僕が書いていてもコードの全体はわからない。よって、僕が書いているプログラムのように一部の限られた事例を除いては、ミニ・マップをコードの右に表示している意味が殆どなかった。
そして、先に Notepad++ について述べたとおり、ミニ・マップを表示させるとエディタのパフォーマンスが格段に落ちるテキスト・エディタがある。というか、いくつか使ってみた限りでは、この機能やプラグインをサポートする大半のテキスト・エディタがそうだった。考えてもみれば、編集していないデータの領域も常にスキャンして、ミニ・マップを表示するためだけにバッファを確保するなんてことは、エディタのパフォーマンスが落ちるのは当たり前なのである。
そういうことで、いま自宅で使っている Visual Studio Code でもミニ・マップは表示しないで運用することにした。でも、こうなってくると、ワーク・スペースを表示できれば xyzzy に戻ってもいいんじゃないかとすら思えてくるな。あるいはもっと昔に使っていた NoteTab とかでもいい。