Scribble at 2024-08-23 18:07:49 Last modified: 2024-08-24 18:23:00

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これまでに何度か管理会計や財務会計の本は眺めてきているのだが、そろそろ真面目にしっかり勉強しておこうというわけで、基礎の基礎である簿記の勉強から始めている。以前に日商簿記の4級(現在、4級というグレードはない)のテキストを読んだことはあるが、そこで実務の知識は終わってしまっていた。もちろん経理屋になるつもりはないから、役職者として必要以上にテクニカルな知識を得るつもりはないが、それでも実際に3級(商業簿記)のテキストを読み進めていくと、どうも簿記の基本である仕訳というものの解説が分かりにくい。書店で、それこそ大学の会計学のテキストも含めて10冊くらいに目を通してみたのだが、要領を得ない解説が非常に多い。たとえば、「勘定科目は何を名目や記入項目として選んでもいいのか」という単純な疑問にすら答えられないような説明ばかりで、これは僕には大半の著者が (1) 学術研究分野としての会計学の知識がない、(2) 簿記や会計の様式や概念についての歴史的な知識がない、という二つの問題が理由となっているようにしか思えないわけである。

実際、既に当サイトでは何年も前に財務諸表の一つである「バランス・シート」という用語なり概念が広く誤解されている(負債と資本が「釣り合う」からバランス・シートと呼ぶという誤解)ことを丁寧に指摘したわけだが、この勘定科目や仕訳についても、はっきり言って学問の水準から考えても未熟で、初心者への解説としても雑なテキストが数多く出回っているように感じる。ということで、特に仕訳に関わる概念や原則を丁寧に解説しておこうと思う。

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